先日購入した新型MacBook Pro 14インチ(2021)
インチ数が以前のMacBook Proより1インチ上がったことから携帯性が悪くなるのではないかと不安でしたが、重量もそこまで変わらず持ち運びにも適したパソコンでした。
しかし、唯一の不満が付属しているアップル純正の充電器の重量です。
純正の充電器は大きくて重いため持ち運ぶにはあまり向いていません。
出典: Apple
そこで、MacBook Pro 14インチで使える小型の充電器はがないか探してみました。
購入の条件は以下の3つ!
・MacBook Pro 14インチのような消費電力が多いパソコンでも急速充電できる。
(MacBook Pro 14インチの場合、純正充電器が67Wなのでそれと同等、もしくはそれ以上のスペックであること。)
・小型で軽量。
・パソコン以外にスマホも充電したいので、2ポート搭載。
これらの条件に当てはまるちょうど良さそうな充電器を見つけました!
それが、「Anker PowerPort III 2-Port 65W」です。
小型で軽量、さらに2ポートで最大出力65Wで急速充電できる優れものです。
他にも似たような商品がいくつかあったのですが充電器といえば、やはり信頼と実績のあるAnkerでしょ!ということで購入してみました。
今回はそんな、「Anker PowerPort III 2-Port 65W」をレビューしていきます。
目次
「Anker PowerPort III 2-Port 65W」レビュー
製品の仕様
カラー | ブラック |
サイズ | 約 54mm × 52mm × 29mm |
重量 | 約136g |
PowerIQ対応 | PowerIQ 3.0 (Gen2) 対応 |
USB Power Delivery対応 | ○ |
ポート数 | 2 (USB-Cポート x 2) |
合計最大出力 | 65W |
デザイン
充電器の見た目は、MacBook Proスペースグレイに合わせた高級感のあるデザインになっており、統一感があります。
プラグは折りたたみ式になっているので、収納にも困りません。
サイズ・重量
サイズは約 54mm × 52mm × 29mmと、高出力・2ポートの充電器として非常にコンパクトです。
付属するApple純正の充電器と比較しても、かなり小さいです。
これは、「次世代半導素材の窒化ガリウム(GaN)半導体」を使用していることが大きく関係しています。
窒化ガリウム(GaN)半導体を使用することで、電力損失と発熱量が小さくなり部品が小型化したため、本体の小型化・効果率化が実現しました。
Appleも窒化ガリウム(GaN)半導体を使った充電器が開発中との噂があるので、今後Appleの純正充電器も小さくなるかもしれません。
重量も約136gと軽量です。
Apple純正の充電器が約203gなのでAnkerの充電器の方が 約67g軽いです。
iPhone13 miniともサイズ比較してみました。サイズ感の参考に。
iPhone13 miniの3分の1ぐらいの大きさです。
充電ケーブルと合わせても非常にコンパクトで、重量も軽量なので、持ち運びに最適です。
2ポート同時充電
1ポートだけの充電なら65W、2ポート同時充電なら45W & 20Wの出力で充電することができます。
1ポートのみの充電であれば、上下どちらを利用しても最大65Wで充電することができます。
2ポート同時に利用する場合は、「スマホのマーク」があるポートは最大20W、「PCのマーク」があるポートは最大45Wで充電することができます。
ちなみに、1ポートしか充電していなくても、充電ケーブルが2ポートともに差さっていると、同時充電と認識されて65W充電されないので注意が必要です。
65W充電するときは、1ポートだけ充電ケーブルを差しておくようにしましょう。
MacBook Pro 14インチ(2021)を急速充電 (16インチも充電可能)
MacBook Pro 14インチ(2021)は、最大65Wの急速充電で、およそ1時間30分で満充電できます。
スマホと同時充電の場合は、45W & 20Wの出力になるのでMacBook Proは急速充電ではなく通常充電になります。
通常充電にはなりますが、どちらのデバイスもしっかり充電してくれます。
ここで、ひとつ気になるのが、MacBook Pro 16インチ(2021)も充電することが可能かという点です。
結論から言うと問題なく充電することができます。
Mac Book Pro16インチには純正充電器96Wが付属します。
「Anker PowerPort III 2-Port 65W」は、最大65W充電なので純正充電器と比べて出力は劣り、満充電までの時間はかかってしまいますが、充電することは可能です。
Mac Book Pro 16インチで使用する場合は、急速充電は諦めて、携帯重視の持ち運び専用ぐらいに割り切った使い方が良いかもしれません。
充電ケーブルは65W対応のものを選ぶ
「Anker PowerPort III 2-Port 65W」を使うときに、充電ケーブルは65W充電に対応したものを選ぶようにしましょう。
65W充電に対応していないケーブルを使ってしまうと、最大出力65Wの充電器のパワーが制限されてしまいます。
そこで、おすすめの充電ケーブルが、同じくAnkerから販売されている「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 絡まないケーブル」です。
100Wの高出力に対応しているケーブルなので、「Anker PowerPort III 2-Port 65W」も問題なく最大出力65Wで充電できます。
さらに、シリコン素材の採用により高耐久ながらも、絡まないケーブルになっていて使いやすいです。
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おわりに
以上、「Anker PowerPort III 2-Port 65W」のレビューでした。
小型な見た目とは裏腹に最大出力65Wで新型MacBook Pro 14インチ(2021)も急速充電してくれるパワーと携帯性を兼ね備えた非常に優れた充電器ではないでしょうか。
2ポートで、スマホも同時充電可能なので、ちょっとした旅行ぐらいならこれひとつで十分事足りると思います。
デザインもMacBook Proスペースグレイに合わせた見た目で高級感があり、PCとの組み合わせにマッチしています。
唯一の欠点が、価格が5,000円超えと充電器にしてはやや高額であることぐらいで、そこさえ気にならないのであれは、おすすめの充電器です。