去年購入したお気に入りの腕時計があります。
お気に入りすぎて、この1年かなりの頻度で使っていました。
それが、ロレックス(ROLEX)のエクスプローラーⅠ!!
たまたま良い個体が見つかったので、思わず購入してしまいました。
Ref.14270
96年製(T番)オールトリチウム、シングルロックで箱、ギャラ付き、未研磨で裏蓋にロレックスのシールも残った状態の個体でした。
良い買い物ができました♪
エクスプローラーⅠはロレックスの中でも人気の時計で購入を検討されている方も多いと思います。
僕も前からエクスプローラーⅠが欲しくて色々と下調べしてきました。
その中で一番魅力的だったのが現行品ではなく、セミヴィンテージとなるRef.14270でした。
なぜ、現行品ではなく、セミヴィンテージのRef.14270だったのか?
今日はそんなエクスプローラー Ref.14270の魅力について語りたいと思います。
魅力だけでなく、年代別の仕様の違いや購入する上での注意点等細かく解説しているので、この記事を読めば、ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.14270のことが分かると思います。
エクスプローラーに興味がある方や購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
目次
ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.14270とは
スペック
ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.14270は1990年〜2001年まで製造されていたモデルです。
エクスプローラーの特徴的な3・6・9のダイヤルデザインがそれまでの丸みを帯びた可愛らしいフォントから角ばったフォントになり、メタルフレーム付きインデックスに変更され近代的なデザインになりました。
また、プラスチック風防からサファイアクリスタル製の風防に変更され耐久性も上がりました。
防水は100m防水で少しぐらいの水なら全然平気。
ムーブメントはCal.3000で振動数が毎時28,880で精度もしっかりしています。
パワーリザーブは48時間です。
シンプルな三針で視認性も良く、耐久性もあり日常使いに適した腕時計です。
ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.14270の魅力
ケースサイズ36mmと小ぶりで軽い
40mm越えのビックサイズ腕時計が主流の現在、Ref.14270のエクスプローラーはケースサイズ36mmと小ぶりで重さ約103gと軽量です。
現行のエクスプローラーRef.214270もケースサイズ39mm、重さ約137gと大型化しています。
左 Ref.214270 右Ref.14270
僅か3mmの違いですがこうやって比較して見てみると大きさに結構差があるように思います。
トレンド的には現行のエクスプローラーが良いのかもしれませんが、そもそも日本人の腕周りはあまり大きくないので、Ref.14270のケースサイズ36mmぐらいがちょうど良い気がします。
実際、僕の腕周りが17cmですが、ケースサイズ36mmでジャストサイズです。
僕の腕だと、これ以上大きくなると目立ちすぎる気がします。
エクスプローラーのようなシンプルな三針の時計をミニマルにさりげなく付けておきたい方は36mmのエクスプローラーがおすすめです。
また、Ref.14270の重さ約103gも軽量で、扱いやすいです。
今までにも色々な時計をしてきたけれど、体感で100gぐらいまでの時計がストレスなく使える気がします。
それ以上の重さの時計だと1日中付けていると疲れてくるので、Ref.14270の重量ぐらいが僕は好きです。
装着頻度が多い時計ほど軽量な方が良いと思うよ
シンプルなデザインでどんなシーンにも使いやすい
エクスプローラーはカレンダー表示やクロノグラフ機能もなく、シンプルな三針の時計です。
シンプルなデザインの為、ビジネスシーンで使っても特に違和感がなくスーツにも合わせやすいと思います。(上司やお客さんの目を気にしない前提)
出典: WatchCharts
また、エクスプローラーはスポーツモデルで、元々探検家の為に作られた時計なのでアウトドアでも問題なく使用できます。
100m防水なので多少の雨風なら大丈夫!
カジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで、万能に対応できるのがエクスプローラーの良いところです。
この時計1つでほとんどのシュチュエーションに使えるのでミニマリストにもおすすめです。
トリチウムの経年変化が楽しめる
Ref.14270の中でも、97年頃まで生産されていた個体は文字盤の夜光塗料に放射性物質であるトリチウムが使用されていました。
放射性物質ですが、僅かな量なので人体に影響は無く、半減期も12年と短いので現在は夜光が光ることはありません。
97年以降のRef.14270は、夜光塗料にルミノバが採用され、夜光も半永久に発光できるようになりました。
さらに、現行モデルの夜光塗料はロレックスが独自に開発したクロマライトが使われており、夜光の寿命も半永久、かつ発光時間も8時間と非常に長くなりました。
これだけを比較すると夜光塗料で実用的なのは、97年以降のRef.14270のルミノバや現行モデルのクロマライトの方ですが、実はトリチウムにはトリチウムにしかない魅力があります。
トリチウムの魅力は、月日が経つにつれて文字盤のインデックスや針が劣化していきクリーム色や飴色に変色し、味わいのある時計へと経年変化していくところにあります。
左があまりヤケが進んでいないエクスプローラー、右はエイジングが進みヤケて黄色く変色したエクスプローラー。
出典: 時計買取.biz
ヤケたエクスプローラーはヴィンテージ感が増し、現行のエクスプローラーにはない風格があります。
このように経年変化でヤケて飴色になることをロレックスは狙って製造していたとは思えないので、まさに偶然の産物。
出典: H.Q.MILTON
このヴィンテージ感がたまりません。
僕のエクスプローラーもいずれエイジングが進み渋い時計になってくれることを期待しています。
シングルバックルで装着しやすい
96年まで生産されていたRef.14270は、ブレスの留め具がシングルバックルになっています。
シングルバックルの特徴はワンタッチで留め具の付け外しができることです。
この簡単に取り外しできるところがシングルバックルの良さで、お気に入りのポイントです。
96年以降のエクスプローラーのバックルはダブルロックに変更され、ロックが2重になりはずれにくくなりました。
出典: GINZA RASIN
ダブルロック式のブレス↑
はずれにくくなった反面、ロックを2重でかけなくてはならないのでシングルバックルに比べロックをかける回数が1回増えました。
たった1回増えるぐらいと思うかもしれませんが面倒くさがりな僕からすると、なるべく手間がかからないシングルロックの方が好みです。
落下防止の措置の為のダブルロックですが、シングルロックでもそう簡単にはずれることはないので、その辺りは心配しなくても大丈夫だと思います。
そして、シングルロックはもう製造されていないという希少価値から近年値上がり傾向にあります。
シングルロックのヴィンテージ感漂うシンプルなバックルにファンも多いです。
今後値上がりする可能性を秘めている
ロレックスの人気は非常に高く、特にスポーツモデルの買取相場は年々上がっています。
エクスプローラーも例外では無く現在、Ref.14270で当時の販売価格の倍以上の値段で取引されています。(50万〜80万ぐらい)
僕は今後もRef.14270は価格が上昇していくんじゃないかなと思っています。
理由は、夜光塗料にトリチウム、バックルにシングルロックといった現在生産されていない仕様の為、希少価値があるからです。
特にトリチウムは放射性物質の為、わざわざロレックスが再び夜光塗料に採用するとは到底考えられません。
なので、Ref.14270のトリチウムモデルは今後さらにレアな個体になっていくと思われます。
現に、Ref.14270の前モデルRef.1016は希少性からか、現在130万〜400万ぐらいの価格で取引されています。
オリジナルの文字盤と針でトリチウムの夜光の物は高額になる傾向にあります。
出典: HUSH HUSH
Ref.1016
前モデルRef.1016の価格が上がっていることを考えると、Ref.14270も今後価格がさらに上がる可能性は十分あると思います。
ちなみに、他のスポーツモデルのデイトナやサブマリーナ、GMTマスターのトリチウムタイプは購入しようとするとどれも余裕で100万円は越えてきます。
それを思うと、エクスプローラーRef.14270のトリチウムタイプはまだまだ100万円以内で購入できるのでお買い得といえばお買い得です。
今後は100万円越えもあるような気がしています。
元々、ロレックス(特にスポーツモデル)はリセールバリューが高いことでも有名なので、時計を資産として持つ人もいるぐらいです。
購入した時より高値で売れることなんてざらにあります。
また、世界中で人気のブランドなので、金(ゴールド)と同じように世界共通で価値があり国によって値段が大幅に下がるようなこともありません。
それだけロレックスというブランドが世界中から信頼されているという事だと思います。
修理やオーバーホールの費用が安い
エクスプローラーは、三針のみでデイト表示やクロノグラフ機能がないので壊れにくく、壊れても他の複雑な機構がある時計より修理費が安く抑えられることがあります。
オーバーホールの基本料金もデイト表示やクロノグラフより安いです。
僕のエクスプローラーはオーバーホールが一度もされていなかった個体だったので購入して半年ぐらい経った時にゼンマイが切れてしまいました。
その時に、ロレックスの時計の修理を専門に扱っているWATCH COMPANYにお願いしたら費用はオーバーホール込みで3万ちょっとでした。
修理の内容にもよりますが、これがデイト表示やクロノグラフならもう少し値段が高くなっていたと思います。
他のロレックスより維持費が安く抑えられるのもエクスプローラーの良いところです。
Ref.14270のようなヴィンテージロレックスを修理やオーバーホールする際の注意として、正規ロレックスに依頼するとトリチウム塗料の文字盤や針が劣化とみなされルミノバ塗料に変えられてしまいます。
オールトリチウムじゃなくなるので希少価値も下がり買取相場も下がってしまうので、オリジナルにこだわりたい方は気をつけましょう。
その点、僕が修理を依頼したWATCH COMPANYはあらかじめ文字盤や針を変えないで欲しい旨を伝えておくとそのままオリジナルの状態で修理、オーバーホールしてくれます。
交換部品も全てロレックス純正品で、ロレックス出身の技術者が修理を担当しており、メーカーと同様の品質で修理、オーバーホールしてくれるので安心です。
修理で元々入っていた部品も返ってきます。
修理の値段やオーバーホールの費用も比較的安いのでおすすめです。
ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.14270 買う時に注意する事
年代別による仕様の違いを理解しておこう
ここからは、ロレックス エクスプローラー Ref.14270を買う時に注意するべき点を挙げたいと思います。
Ref.14270は1990年〜2001年まで製造されていましたが、約10年の間に少しずつ仕様が変更されています。
ここでは、年代ごとの仕様を順に紹介していきたいと思います。
年代別による仕様の違いを理解しておけばRef.14270を見た時にどの年代の物か見分けれるようになり、購入する上でも自分はどの年式のモデルが欲しいのか把握することができます。
まず、ロレックスは年代ごとにシリアル番号が振り当てられています。
この当時のロレックスは、頭にアルファベットの数字と6桁の数字で記されています。
Ref.14270は1990年〜2001年までの製造なので、E番(1990年)〜P番(2001年)までのアルファベットがあります。
1990年 | E000001~ | 稀にブラックアウトが存在する |
1991年 | X000001~ | 稀にブラックアウトが存在する |
1991年 | N000001~ | |
1992年 | C000001~ | |
1993年 | S000001~ | |
1994年-1995年 | W000001~ | ブレスレットを繋いでいる時計の横穴が塞がる。 |
1996年 | T000001~ | T番後期からバックルがシングルロックからダブルロックへ。 |
1997年 | U000001~ | U番後期から夜光塗料がトリチウムからルミノバへ。 |
1998年-1999年 | A000001~ | |
2000年-2001年 | P000001~ | Ref.14270最終品番 |
この表からRef.14270の仕様をまとめると大きく3つに分けることができます。
E番(1990年)〜T番前期(1996年) - 「トリチウムの針と文字盤」・「シングルロック」
T番後期(1996年)〜U番前期(1997年) - 「トリチウムの針と文字盤」・「ダブルロック」
U番後期(1997年)〜P番(2000年-2001年) - 「ルミノバの針と文字盤」・「ダブルロック」
E番(1990年)〜T番前期(1996年) - 「トリチウムの針と文字盤」・「シングルロック」
まず、E番(1990年)〜T番前期(1996年)までの特徴は、トリチウムの針と文字盤、バックルがシングルロックであることです。
この期間に製造されていたモデルは、年々オリジナル(文字盤や針が変えられていない)の個体が減ってきているとバックルが今は生産されていないシングルロックであることから希少価値もあり高値で取引される傾向にあります。
ロレックスマニアの間で俗に言われているシングルトリチとは、この期間に製造されていてモデルの事を指します。
僕のRef.14270もT番前期(1996年)になるので、ギリギリこのシングルトリチにあてはまります。
さらに細かく分けるとE番(1990年)〜S番(1993年)までは、時計とブレスレットを繋ぐケースサイドに穴が空いていました。
出典: かんてい局
横穴ありはより、ヴィンテージ感が増します。
この辺りは好みなので横穴ありなし好きな方を選べば良いと思います。
また、Ref.14270が製造されていた初期のE番(1990年)とX番(1991年)の僅か一部にブラックアウトというレアモデルが存在します。
通常エクスプローラーの文字盤に書かれている数字の「3・6・9」には白い着色がされています。
しかし、ブラックアウトは「3・6・9」に黒い着色、もしくは着色が入らずメタルの枠のみという何とも珍しい仕様になります。
出典: PiAZO
左がブラックアウト、右が通常モデル。
数字が黒になるでけでシックな落ち着いた印象になります。これはこれでカッコイイ!!
ただ、ブラックアウトは元々生産数が少なくレアな個体でプレミア化しているので販売価格も200万円以上と高額です。
T番後期(1996年)〜U番前期(1997年) - 「トリチウムの針と文字盤」・「ダブルロック」
次に、T番後期(1996年)〜U番前期(1997年) はトリチウムの針と文字盤、バックルはダブルロックになります。
先程のE番(1990年)〜T番前期(1996年)との違いはバックルがシングルロックからダブルロックに変わりました。
E番(1990年)〜T番前期(1996年)とT番後期(1996年)〜U番前期(1997年)は、トリチウムが使用されていることからダイヤル6時位置に、”T SWISS-T<25"と記載されています。
これは、放射線量が25マイクロキュリー以下で人体に影響がない放射線量であることを表しています。
この”T SWISS-T<25"が記載されていてバックルがシングルロックならE番(1990年)〜T番前期(1996年)、ダブルロックならT番後期(1996年)〜U番前期(1997年)だと判断することができます。
針や文字盤はトリチウムなので、経年変化などのヴィンテージ時計を楽しみつつ、バックルはダブルロックで機能性はシングルロックより向上しているので、古さと新しさが融合した良いとこ取りのハイブリット時計がこの期間のRef.14270の特徴かと思います。
U番後期(1997年)〜P番(2000年-2001年) - 「ルミノバの針と文字盤」・「ダブルロック」
最後の、U番後期(1997年)〜P番(2000年-2001年)はルミノバの針と文字盤、バックルはダブルロックになります。
夜光の寿命が半永久でバックルもダブルロックで堅牢なつくり、この年式が一番実用的なモデルかと思います。
夜光塗料がルミノバになったので、6時位置の、”T SWISS-T<25"が”SWISS"や"SWISS MADE"に変更されています。
U番後期(1997年)が"SWISS"表記、A番(1998年)〜P番(2000年-2001年)までが"SWISS MADE"表記になります。
出典: Quark
写真はA番(1998年)"SWISS MADE"表記。
ルミノバ、ダブルロックのU番後期(1997年)やA番(1998年)は、Ref.14270の中でも比較的価格が安く販売されていることが多いです。
なので、とりあえず、エクスプローラーが欲しいという方は狙い目です。
ただし、P番(2000年-2001年)になると最終品番ということで、価格は少し上がる傾向にあります。
買うならどの年式?
これらを踏まえた上で、
E番(1990年)〜T番前期(1996年)
T番後期(1996年)〜U番前期(1997年)
U番後期(1997年)〜P番(2000年)
のどれがおすすめかと言うと僕はやっぱり、
E番(1990年)〜T番前期(1996年)トリチウムの針と文字盤、バックルがシングルロックです!
それに、シングルロックでバックルの付け外し易さや、見た目もヴィンテージ感があってカッコイイしね!
ただ、これは個人の好みであって、そもそも経年変化に興味がない人もいます。
針や文字盤の劣化が嫌で常に綺麗な状態を保ち、実用性を重視するのであれば、U番後期(1997年)〜P番(2000年-2001年)のルミノバの針と文字盤、バックルがダブルロックも選択としてアリだと思います。
オーバーホールなどのアフターケアもトリチウムモデルだと正規ロレックスに依頼するとルミノバに変えられてしまうので、WATCH COMPANYのようなトリチウムのまま修理、オーバーホールしてくれる業者を探さないといけないので時計を維持する面でも色々と気を遣わないといけないので面倒です。
そういった煩わしさが嫌な人は、U番後期(1997年)〜P番(2000年-2001年)辺りを選択するのが良いと思います。
針や文字盤、風防が変えられていないかチェックしよう
最後に、エクスプローラー Ref.14270を購入する際にチェックしておいた方が良い点を紹介します。
Ref.14270は販売終了から20年近く経っている時計になります。
なので、購入する時は新古品などを除き、基本は中古品を買うことになるかと思います。
購入する際は次のことをチェックしておきましょう!
針や文字盤が変えられていないか
Ref.14270の中古品を購入する時にまず、針や文字盤が変えられていないかチェックしましょう。
E番(1990年)〜U番前期(1997年)までのトリチウムモデルは、修理やオーバーホールの時に針や文字盤がルミノバに変えられている場合があります。
例えばこの写真、文字盤は光っていないのに針だけ光っています。
出典: JFKコレクション
これは、針だけルミノバに変えられている可能性があります。
トリチウムは寿命でもう光らないはずなのに、針だけ光るという事は半永久に光り続けるルミノバに変えられているという事です。
他に、針と文字盤両方共ルミノバに変えられているケースもあります。
ネットで購入する時はオールトリチウムと記載されているはずだよ
風防が変えられていないか
2001年以降のエクスプローラー Ref.14270の次モデルRef.114270から偽造防止対策として風防の6時位置にロレックスの王冠透かしが入るようになりました。
出典: BETTY ROAD
もし、Ref.14270の風防に王冠透かしが入っているならばそれは2001年以降、修理などによって変えられていることになります。
この辺も気になる人はチェックしておきましょう。
ただ、針や文字盤、風防にしても正規のパーツで変えられているものなので偽物ではありません。
なので、そこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
あくまで、発売当時のオリジナルパーツにこだわりたい方のみチェックしましょう!
偽物を買わないように気をつけよう
ロレックスは世の中に数多くの偽物が出回っています。
しかも、近年の偽物はパッと見本物と区別がつかないほど精巧にできている物もあります。
それらを摑まされない為にも、購入する業者選びは重要です。
メルカリやヤフオクは運が良ければ安く購入できる事もありますが、偽物が売られている事もあるのである程度の目利きや知識がない人はむやみに購入するのは控えた方が良いでしょう。
また、売っている本人が偽物と知らずに販売しているケースもあるのでそうなるとタチが悪いです。
ただ、信頼できる出品者が多いのも事実なので、オークションやフリマを使う時は自己責任で購入しましょう。
同じ個人売買でも、質屋として有名な大黒屋が運営しているトケマーというサイトは比較的安心に利用することができます。
理由は、購入の際に間に大黒屋が入って鑑定してくれるから、偽物を摑まされる心配がありません。
こちらも、運が良ければ時計を安く手に入れれる事もあるので、たまに良い個体がないかチェックしておきましょう。
また、世界最大の高級腕時計オンライン・マーケットChrono24は世界中で出品されている時計が検索できるので、球数が多く良い個体が見つかるかもしれません。
他に、安心して購入できるのは、やはり高級時計やブランド物を扱っている専門店です。
ただ、それらを一店一店調べるのも面倒なので楽天で検索することをおすすめします。
楽天に登録している高級時計販売店は多数あるのでそこから探すのも良いと思います。
さらに、値段が値段だけに楽天のポイント還元も大きいのでお得です。
W番 シングルトリチウム 箱、ギャラ付き!
N番 シングルトリチウム 初期横穴あり 裏蓋シール付き!
P番 最終品番 ギャラ付き!
E番 箱、ギャラ付き 憧れのブラックアウト!
等々、、、楽天で検索すると良い個体が出てきます。
おわりに
以上、エクスプローラーⅠ Ref.14270について色々と解説してきました。
購入を検討されている方の参考になっていれば良いなと思います。
近年、若者の時計離れが進んでいます。
時計は買わずにレンタルするサブスクまで出てきている時代です。
また、スマートウォッチの普及などからロレックスは実用時計としての役目は終えたように思います。
機能や利便性でいったらスマートウオッチの圧勝です。
そういった背景からロレックスの時計はスポーツモデルを含め、よりラグジュアリー感が増した趣味性の強い物になってきました。
これからロレックスなどの高級時計は、中古市場も含めてさらに価格が上昇していくと思います。
そして、時計を買う層と買わない層の二極化が広がっていくでしょう。
いつかロレックスは一般庶民には手の届かない存在になっているかもしれません。
そういう点で、エクスプローラーⅠ Ref.14270はまだギリギリ頑張れば手が届く範囲にある時計だと思います。
もし、Ref.14270の購入を検討されている方がいるなら、後悔しないように。
おしまい
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