プラダ(PRADA)の定番品で、名作中の名作バックパックV136!(現行品は2VZ019)
黒一色で装飾の少ないシンプルな見た目と、大容量で収納力も豊富なバックパックです。
そんな、プラダのV136のスペックや特徴なんかをレビューしていきたいと思います。
目次
スペック
サイズ
プラダ V136のサイズは、H約58cm×W約27cm×D約12cmで、容量も40ℓ-50ℓぐらいはありそうな大きめなサイズになります。
V136を背負った時のサイズ感はこんな感じ!
体上半身は隠れるくらいの大きさはありますね。
その分荷物も入るので心強いですが、街歩き程度にはややオーバースペックと感じる人もいるかもしれません。
そのような人は、現行の2VZ019の方がまだ小ぶりで使いやすいかも。
出典: https://store.shopping.yahoo.co.jp/s-musee/310405670.html#
現行の2VZ019は、V136より僅かに小さくなり、見た目が今風にアップデートされています。
素材
プラダと言えば、ナイロン素材を使ったアイテムを得意としています。
V136も例外ではなく、工業用の防水ナイロンでイタリアのリモンタ社のものが使用されています。
ナイロンですが、質感はしっかりしていて光沢感もあり、高級感すら漂っています。
現在は、エコの観点からプラダで扱うすべての石油由来のナイロンを100%循環可能な再生ナイロン「Prada Re-Nylon(プラダ リナイロン)」に切り替えられています。
外観
完成されたデザイン
現行の2VZ019と比べて僅かな仕様変更はあれど、20年以上ほとんどデザインは変わっておらず、V136はまさに完成されたデザインと言えます。
また、様々なブランドがV136のデザインを模したバックパックを販売しており、もはやバックパック定番のデザインになりつつあります。
GUからも似たようなデザインのバックパックが販売されていました。
正面にある2つポケット
V136で最も特徴的なデザインと言えば、この正面にある2つのポケットじゃないでしょうか。
ちょっとした小物なんかを入れておくのにちょうど良いサイズです。
僕はいつも充電器やスマホを入れたりしています。
プラダのロゴプレートは背面にさりげなく
僕が、V136で最も気に入っている箇所が、プラダのロゴプレートの位置です。
V136ではプラダのロゴプレートが背面に取り付けられていることから背負うと隠れる仕様になっています。
これを良く捉えるか悪く捉えるか人それぞれかもしれませんが、僕はプラダを全面に押し出していないところがこのバックパックの良いところだと思っています。
ハイブランドのバッグだと一目で分かってしまうと盗難のリスクもありますし、TPOによっては使いにくい場面も出てきます。
ところが、V136は背負っているとプラダのロゴは見えないので、真っ黒な無地のバックパックを背負っているように見えます。
もちろん詳しい人ならプラダのバックパックだと分かるかもしれませんが、ほとんどの人は気付かないはずなので、ハイブランドだとあまり意識せず使うことができます。
このようなさりげない主張に魅力を感じてしまいます。
いやいや、せっかくプラダのバックパックを買ったんだからもっと全面にプラダを主張していきたいよ!って人はV136以降のモデルや現行品だと、サイド部分や正面にプラダのロゴプレートがあるのでそちらがおすすめです。
出典: https://wowma.jp/item/506005446?aff_id=PLA_m_450313
V136を使ったコーデ
V136を使ったコーデです。
バックパックがシンプルなデザインの為、どんな服装にも合わせやすいです。
コートなどの大人っぽい服装にも合います。
出典: https://wear.jp/90u10/8524190/
また、アウトドアでカジュアルな服装にも合います。
出典: https://wear.jp/acacia317/12353132/
ユニセックスなデザインの為、女性が背負っても可愛らしいです。
出典: https://wear.jp/akinkin414/6850169/
機能性
ポケットはやや少なめ!?
V136は、正面にある2つのポケットのインパクトが大きくポケット数も多く感じますが、意外とポケット数は少ないです。
外側は、正面にあるポケットの他に、上部にもう一つポケットがあるぐらいです。
また、収納内側にはポケットはなく、パソコンを入れれるような仕切りが一つあるぐらいです。
できれば内側にもポケットがあれば、仕分けできて便利なんですけどね。
また、ペットボトルを挿しておくようなポケットもないので、飲み物の持ち運びもやや面倒です。
現行の2VZ019だとポケット数も増えており、やや不便だったポケット問題が改善されています。
メイン収納部分へのアクセスが面倒
V136で最も不便な点が、メインの収納部分へのアクセスが面倒なところです。
まず、メインの収納部分へアクセスするには、開口部を覆っているカバーのベルトの留め具を外します。
カバーを開けると、メインの開口部はドローコードで絞られています。
ドローコードを絞って固定している金具を引っ張り、緩めてあげます。
ドローコードを緩めてようやくメインの収納部分にアクセスできます。
メインの収納部分を開けるのに幾つかの手順を踏まないといけないので、毎回となるとかなり面倒です。
ゴリゴリのアウトドアブランドのバックパックなどと比較すると、V136はやはり機能面で劣る部分はあります。
ビジネス用やアウトドア用に特化した機能面を重視したバックパックが欲しければ、最初からハイブランド系のバックパックは選ばない方が良いと思います。
やはりV136の魅力は、機能どうこうの前に、このシンプルでカッコ良い見た目にあると思います。
おわりに
以上、プラダのバックパック V136のスペックや特徴をレビューしてきました。
大容量でアウトドア寄りのデザインなことからアウトドア用のバックパックかと思いきや、黒一色のシンプルな見た目から、街歩き、旅行、ビジネスなど、どこに持っていても馴染んでくれる万能バックパックだと思います。
1つあれば色々なシーンで役立ってくれるんじゃないでしょうか。
昨今販売されている高機能のバックパックなどと比較すると機能面では劣りますが、そういった不便な部分も愛おしくなる僕にとっては最高のバックパックです。
おしまい
プラダ V136
現行品 2VZ019