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カリタのコーヒーポット、銅600mlとステンレス700mlを比較!の巻

昔から喫茶店でも使われている、もはや定番中の定番、カリタ(Kalita)のコーヒーポット。

僕もカリタのコーヒーポットがドリップしやすくて、もう何年も愛用しています。

 

カリタには色々なコーヒーポットが販売されていますが、僕はステンレスの2つのタイプを使っています。

カリタ コーヒーポット 銅 600mlカリタ コーヒーポット ステンレス 700mlです。

 

カリタのコーヒーポットで銅製かステンレス製、どちらにしようか迷っておられる方もいるんじゃないでしょうか?

今日はそんなカリタのコーヒポット、銅製とステンレス製を長年使ってきた感想と共に色々な面で比較していきたいと思います。

 

ケンケン
今回比較するのは銅製が600mlステンレス製が700mlと、どちらも一番小型のタイプだよ
どちらもコーヒー3、4杯を入れるのに適した大きさニャ
ノラじろう

 

カリタのコーヒーポット、銅600mlとステンレス700mlを比較

スペック

それでは、まずそれぞれのスペックを見ていきましょう。

 

まずは、「カリタ 銅ポット600」(銅製 600ml)

本体サイズ: 185mm×95mm×150mm

本体重量: 350g

満水容量: 600ml

価格: Amazonで約5,500円

 

本体サイズは、大きめのマグカップより少し大きいかなぐらいのサイズ感です。

 

本体重量は350gと片手でも十分持てる重さです。

 

満水容量が600mlで、コーヒー3杯分375ml(1杯125ml計算)を入れるのに丁度良い容量です。

頑張れば4杯分500mlも入れれますが、最後の方はお湯が足りるかギリギリのところなので結構ヒヤヒヤします。

「満水容量が600mlなんだから4杯分の500mlぐらい余裕やん」と思うかもしれませんが、ドリップの際にコーヒー粉からも水分を少しばかり持っていかれるので、実質4杯分を入れるのに500ml以上消費します。

なので、銅ポットは余裕をもって3杯分ぐらいのドリップにとどめておくのが丁度良さそうです。

 

価格はAmazonで約5,500円程度と、銅製品なので少しお高めの値段設定です。

 

ケンケン
それでも定価は8,800円なので、Amazonは少しお買い得!

 

銅製品はどこか温かみがあります。

 

 

続いて、「細口ポット 0.7l」(ステンレス製 700ml)

本体サイズ: 195mm×97mm×160mm

本体重量: 330g

満水容量: 700ml

価格: Amazonで3,000円後半

 

本体サイズは、銅製より約1㎝ほど僅かに大きくなっています。

 

しかし、本体重量は銅製より20g軽くなっています。

ただ、銅製もステンレス製も多少の違いはありますが、本体サイズ、本体重量共に使ってみるとそこまで変わらないような気がします。

 

満水容量は700mlなので、銅製と違いコーヒー4杯分500mlも余裕をもってドリップできます。

 

価格も3,000後半と銅製よりも安く購入できます。

 

ステンレス製は持ち手が二重になっているのが特徴的なデザインです。

 

ドリップ

次にドリップ時のお湯の出方を比較していきたいと思います。

 

ノズルはステンレス製の方が僅かに大きいですが、どちらも先端は細口です。

 

銅製でお湯を注いでみました。

ゆっくり傾けるとかなり細いお湯を注ぐことができます。

 

また、勢いよく注ぐこともできます。

お湯の量は細口から太口まで自在に調整できます。

 

ステンレス製の方も、ゆっくり傾けるとかなり細いお湯を注ぐことができます。

銅製と比較してもお湯の細さはほぼ同じだと思います。

 

勢いよく注いでも、銅製と太さはほぼ同じでした。

 

お湯の細さ太さは、銅製もステンレス製どちらもほとんど同じでした。

ただ、ドリップの際の円を描く小回りさは銅製の方が優れている気がしました。

この辺りは、銅製の方が本体からノズルまでの距離が短い分、スナップが効きやすいのが影響しているかもしれません。

 

また、注意点として銅製はドリップの際、持ち手が熱くなるので布巾などで覆って持つ必要があります。

ステンレス製は持ち手が熱くならないので、銅製品のみ布巾を用意するなど一手間必要です。

 

保温性

次に保温性を見ていきます。

沸騰したお湯をポットに注いだ直後の温度と、3分後(ドリップにかかる時間を約3分と過程)のお湯の温度を銅製とステンレス製で比較していきたいと思います。

 

まずは、銅製から。

沸騰したお湯をポットに注いだ直後の温度は90度でした。

 

3分後のお湯の温度は83度でした。

 

続いて、ステンレス製。

沸騰したお湯をポットに注いだ直後の温度は91度でした。

 

3分後のお湯の温度は86度でした。

 

銅製が90度→83度

ステンレス製が91度→86度

と、ステンレス製の方が保温性があることが分かりました。

 

銅製品は熱伝導が良いので、銅ポットの方が優秀かと思いきや、ステンレス製の方が保温性がありました。

これは、ステンレス製の方が満水容量が700mlとお湯量が多い分、温度が下がりにくい状態が維持できたのかもしれません。

 

使用後の手入れ

最後に使用後の手入れについて比較していきたいと思います。

 

銅製は使用後、しっかり水気を布巾などで拭き取ってあげないと変色、錆、緑青などの原因になります。

 

一方、ステンレス製は水気を拭き取らなくても、錆にくいです。

なので、使用後の手入れの楽さはステンレス製の方が優れています。

 

が、銅製は使い込むほどに経年変化により味わいが出てきます。

使っていくうちに、元々ピカピカだった銅製品が少しくすんだ色に変化してきました。

 

また、部分部分で黒く変色しています。

 

こういった経年変化はステンレス製では味わうことができないので、銅製品ならではの楽しみ方だと思います。

 

おわりに

以上、カリタのコーヒーポット、銅600mlとステンレス700mlの比較でした。

 

色々と比較した結果、ほとんどの面でステンレス製の方が優秀だということが分かりました。

よほどのこだわりがなければ扱いやすさから、ステンレス製で良いと思います。

ただし、銅製が唯一優れているドリップの際のスナップの効き経年変化が楽しめるという点が気になる方は銅製を選ぶのもありかもしれません。

 

それぞれのコーヒーポット単体でもレビューしているので気になる人はチェックしてみてください。

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正直、どちらも一長一短で迷います。

僕自身、銅製とステンレス製の二刀流状態でどちらも使っています。

ですが、これでも一応ミニマリストの端くれでもあるので、いずれはどちらか1つに絞ろうかなとは思っています。

 

みなさんは銅製とステンレス製どっち?

 

ケンケン
比較の記事なのに結局僕自身どちらを選ぶか答えが出ていないんだよね
ほんと優柔不断だニャー
ノラじろう

 

おしまい 

 

 

 

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ケンケン

今までに飲んだことのない美味しいコーヒーが飲みたい! 究極の味、「伝説のブルースコーヒー」を探しています。 趣味が高じてコーヒーインストラクター 2級の資格を取得! コーヒーの他に、ファッション、ガジェットなどメンズのライフスタイルを中心にお役立ち情報をお届けします。

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