先日、家のクローゼットを掃除していると昔のiPhoneが出てきました。
よく見てみると、iPhoneのバッテリーが膨らんで背面が押し上げられていました。
膨らむ原因は、iPhoneで使われているリチウムイオン電池が、劣化して内部でガスが発生するためです。
バッテリーが膨らんで圧迫されたせいか、背面はヒビが入っています。
液晶も浮いてしまっています。
以前、PSPのバッテリーも膨張していたことがありましたが、膨張したリチウムイオン電池を放置しておくと発火や破裂に繋がる可能性があり大変危険です!
PSPのバッテリーは適切な方法でなんとか処分することができました。
と言うことで今回は、iPhoneのバッテリーが膨らんでいた時の対処法をご紹介します。
この記事では膨張したiPhoneのバッテリーの交換や処分方法を解説していきます。
目次
バッテリーの交換方法
まずはiPhoneを処分するのではなく、バッテリーを交換して今後も使うという人に向けて解説していきます。
バッテリーの交換にはいくつかの方法があります。
Appleでバッテリーを交換してもらう
バッテリーの交換方法1つ目は、Appleにて修理依頼することです。
AppleCare+の保証対象である場合は、バッテリーを無償で交換することができます。
また、AppleCare+に加入していなくても、有料にてバッテリーを交換してもらえます。
iPhone のバッテリー交換料金は以下の通りです。
モデルによって価格が変わります。
出典: https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/service/battery-power
比較的新しいモデルは8,140円、古いモデルだと5,940円で交換してもらえます。
ただ、iPhoneのバッテリーが膨らむほど劣化しているものは、相当昔のモデルなことが多いです。
そういった相当昔のモデルの場合、Appleの公式修理のサポートが終了していることがあります。
今回、僕のiPhoneも「iPhone3gs」で販売から10年以上経過したものだったので修理サポートは終了していました。
修理を依頼する際は、サポートが終了していないモデルかどうか確認しておきましょう。
iPhone修理業者でバッテリーを交換してもらう
バッテリーの交換方法2つ目は、iPhone修理業者に依頼することです。
非正規の修理にはなりますが、即日対応・修理料金が安い・修理の融通が効くなどのメリットがあります。
また、iPhone修理業者だとアップルでは受け付けてくれない昔のモデルでもバッテリー交換してくれるお店があります。
アップルの修理サポートが終了しているモデルは、iPhone修理業者に依頼するのも一つの手です。
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自分でバッテリーを交換する
バッテリーの交換方法最後は、自分でバッテリーを交換するという手があります。
「交換用のバッテリーや工具を持っていない!」
「バッテリー交換の仕方がわからない!」
って人でも修理キット一式を送ってくれて、バッテリー交換の手順も教えてくれるお店があり、サポートしてくれるので安心です。
これなら自分で簡単にバッテリーが交換できます。
価格も送料込みで3,000円ちょっとと安く抑えられます。
また、ある程度iPhoneの修理知識のある人なら、自分でバッテリーを購入して交換してしまうのも一つの手です。
価格も1,000円〜2,000円程度なので最も安く交換できる方法です。
ただし、専用の知識や工具がいったり、交換用のバッテリーが物によっては粗悪品の場合もあるので自分で見極める必要があります。
Amazonのレビューを見ているとDIGIFORCEの互換バッテリーが比較的評価が高い気がします。
交換に使う専用の工具も付属しているみたいです。
あくまで自分でバッテリーを交換する場合は、自己責任でお願いします。
膨張したiPhoneの処分方法
続いて、膨張したiPhoneやバッテリーを処分するという人に向けて解説していきます。
膨張したiPhoneは発火や破裂する可能性があるので、そのままゴミ箱に捨ててはいけません。
膨張したiPhoneの処分にはいくつかの方法があります。
iPhoneを取り扱っている業者に買い取ってもらう
膨張したiPhoneの処分方法1つ目は、iPhoneを取り扱っている業者に買い取ってもらうことです。
ジャンク品のiPhoneも買い取ってくれる業者があるので、そちらで査定してもらって買い取ってもらいましょう。
店舗への持ち込みや宅配買取にも対応しています。
ただし一部古い機種は買い取ってもらえない場合もあるので、オンライン査定で確認した方が良いです。
メルカリなどのフリマサイトに出品する
膨張したiPhoneの処分方法2つ目は、メルカリなどのフリマサイトに出品することです。
iPhoneのジャンク品でも、パーツ取りやガジェットマニアなど一定の需要があるので売れることがあります。
事実、メルカリではiPhone3gsのジャンク品でも結構売れています。
キャリアで処分してもらう
膨張したiPhoneの処分方法3つ目は、docomo、au、SoftBankなどのキャリアに引き取ってもらうことです。
キャリアでは、ブランド・メーカー、通信会社に関わらず壊れたスマホを無料で引き取って処分してくれます。
処分するスマホを持ち込むと、ケータイパンチと言う専用の器具を使って穴を開けて完全に破壊してくれます。
ケータイパンチ
出典: http://www.docomo-cs-tokai.co.jp/product/
完全に破壊され、データの復旧も不可能、スマホの情報が流出することがないので安心です。
自治体・家電量販店で回収してもらう
膨張したiPhoneの処分方法最後は、自治体・家電量販店で回収してもらうことです。
まず自治体の場合は、リサイクル回収ボックスが設置されているので、入れるだけで処分してくれます。
回収ボックスの設置場所は、各自治体のホームページなどで確認できます。
出典: https://www.city.ako.lg.jp/shimin/bika/20140926.html
もちろん無料で回収してくれます。
家電量販店の場合も店内に持ち込めば有料もしくは無料で処分してくれます。(店舗によって有料・無料異なります)
バッテリーのみを処分する場合は、各家電量販店の店内に設置してある「リサイクルボックス」に入れると無料で回収してもらえます。
出典: https://www.biccamera.com/bc/c/super/after/kaitori/recycle-battery/
ただし、膨張したバッテリーはビックカメラやヤマダ電気では回収してもらえますが、ヨドバシカメラでは回収してもらえないなどお店によって異なるので回収の際は、各店舗に問い合わせておくと安心です。
おわりに
以上、膨張したiPhoneのバッテリーの交換や処分方法でした。
手間や時間、労力などを考えて自分に適した対処法を選んでいただければと思います。
おしまい