1941年にアメリカで誕生したケメックス(CHMEX)のコーヒーメーカー。
ずっと、おしゃれなコーヒーメーカーだなと思って気になっていましたが、この度、ついに買ってしまいました!
ケメックス マシンメイド(クラシックタイプ) 6カップです!!
アメリカの科学者がフラスコでコーヒーを入れたのがきっかけで誕生したこともあり、フラスコ型のフォルムをしていてるのが特徴的なコーヒーメーカーです。
マシンメイド(クラシックタイプ)とは、機械で量産的に作られたモデルのことを言います。
僕がマシンメイド(クラシックタイプ)を選んだ理由はこちらの記事で書いているんで気になる人は是非読んでみてください♪
それでは、早速ケメックスのマシンメイド(クラシックタイプ)6カップを開封、レビューしていきたいと思います。
ケメックスのコーヒーメーカー、マシンメイド6カップをレビュー
外観とスペック
開封!!
緑の包装紙を開けてケメックスのコーヒーメーカーとご対面です。
新品だからガラスも持ち手の木枠もピカピカです。
このフラスコ型のフォルムがなんとも美しい。
さすが、ニューヨーク近代美術館(MoMA)などで永久展示されているだけのことはあります。
特に、ケメックスと言えば、この木枠とレザーの紐です。
ガラスのコーヒーメーカーに木枠とレザーの紐が組み合わさることで、唯一無二の存在感を放っています。
使い込んでいくうちに味わいある木に育っていけばいいな。
底面には「CHEMEX」のロゴマーク。
持ち上げて思ったのは、大きさの割に結構軽い!重さは約485gでした。
どこかにぶつけたり落としたりするとすぐ割れてしまいそう。。。
洗う時など慎重に扱わないといけません。
この辺りは、別のモデルのハンドブロウ(手吹きで、ガラス職人がひとつひとつ仕上げるタイプ)の方が、ガラスが厚く重量感もあるみたいなので安定感はあるかもしれません。
ケメックスのコーヒーメーカーには容量を示すメモリがありません。
その為、おおよその目安となるように目印の丸いポチがあります。
だいたい375mlぐらい(約3杯分)の所にこの丸いポチ部分があります。僕のは6カップ入るサイズなので、ちょうど真ん中の所に丸いポチがあるということになります。
メモリがないのは不便ではあるけれど、数字が刻まれてごちゃごちゃしているより、余計なものを削ぎ落としたシンプルなデザインで僕は好きです。
前情報ではマシンメイドは、機械で作られている為、中央にガラスのつなぎ目があるとのことでしたが、僕が見た限りつなぎ目は見当たりませんでした。
僕のコーヒーメーカーがたまたまつなぎ目がなかったのか、もしかしたら製造方法が変わってつなぎ目が見えない仕様になったのかもしれません。
注ぎ口もあるので、安定してコーヒーを注げそうです。
僕が今回購入したサイズは6カップですが、ケメックスのマシンメイド(クラシックタイプ)には、3カップ、6カップ、8カップ、10カップの4つのサイズが存在します。
僕が6カップを選んだ理由は、最もポピュラーなサイズであることと、6カップ以上作る機会がないと思ったからです。(むしろ3カップ以上作ることもないかも)
6カップ以上もドリップすると必ず温度が下がっていくので味にも影響してきます。
なので、基本3カップをドリップするのにちょうど良いサイズが6カップでした。
じゃあ、6カップじゃなくて3カップのサイズで良くね?と言う意見も聞こえてきそうですが6カップでなければならない理由が他にもあるんです。
僕が愛用しているカリタのドリッパー。
カリタのドリッパーでいつも3杯分(375ml)を入れるんだけど、ケメックスのサイズ6カップだと丸いポチ部分がちょうど375mlの所にあって目安にしやすいのも選んだ理由です。
これが3カップのサイズだと丸いポチ部分が375mlの所にないので目安にしにくいんです。
さらに、僕が3カップでなく、6カップを選んだ最大の理由があります。
それは、ドリップの際に説明したいと思います!
ということで、早速ケメックスのコーヒーメーカーでドリップしていきましょう!
ドリップしてみよう!
まず、ケメックス専用のコーヒーフィルターを用意します。100枚入り。
中には四つ折りになったコーヒーフィルターが入っています。
折り目の部分に指を入れて、
開きます。
後は、そのままドリッパーにセットするだけです。
セット完了!!思っていたより簡単です。
セットしたら一度熱湯でコーヒーフィルターを湯通しして紙臭ささをとっておきましょう。
次にコーヒー豆を用意します。
今回使う豆はこちら!「森のコーヒー」です!
100年以上続く銀座の名店で、喫茶店の原型ともなったと言われている喫茶店のコーヒー豆です。
あのジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻や芥川龍之介など名だたる著名人が常連だったことでも有名です。
この、「森のコーヒー」は農薬、化学肥料不使用で、酸味や苦味、コクなど非常にバランスの取れた優しい味で僕の超ヘビーローテーションのお気に入りなコーヒー豆です。
そんな「森のコーヒー」を中挽きにして入れます。
少し、お湯を注いで全体を蒸します。
コーヒーの良い香りが漂ってきます。
20秒〜30秒ほど蒸したらドリップしていきます。
やばい!楽しい!カリタとはまた違ったドリップの楽しさがあります。
そして、見てください!このコーヒーフィルターがウイング型になった、今にも大空へ羽ばたこうとしているかのような美しいフォルムを!
僕が、サイズ6カップを選んだ最大の理由はここにあります!
このコーヒーフィルターはサイズ6カップからのみ使えるもので、3カップだと円すい型の違うタイプになるんです。
出典: https://fashion.dmkt-sp.jp/product/detail/id_503289504
3カップはこんな感じで横に平行のフィルターなんですよ。
この形が、悪い訳ではないんだけど、6カップ以上に使われているウイング型のフィルターに僕は一目惚れしてしっまたんです。
なので僕は3カップではなく、あえて6カップを選んだんです!
さぁ、そんなこんなで、コーヒーも目安の丸いポチ部分まで入りました。
コーヒーを僕が愛用している同じくアメリカ製のヒースセラミックスのラージマグに注ぎました。
コーヒーが入りきらなかった分は、別売りでケメックスからガラス製のフタが販売されているので、かぶせて保温しておきます。
さて、初めてケメックスで淹れたコーヒー、気になるお味は、、、
いつも、カリタのドリッパーで淹れているより少し味が薄いかも?酸味も若干強い気がします。
僕がいつもカリタのドリッパーで淹れている「森のコーヒー」の味は理想形の味だったんで、そこからは少し遠ざかったような気がします。
良い意味でスッキリとした味わいですが、もう少しパンチが欲しいところでもあります。
分かったことは、カリタと同じ要領で淹れても同じ味にはならないということです。
この辺りは、今後自分の好みに合うように調整していきたいと思います。
まー、初めてケメックスで淹れた割には上手くいった方でしょう!
ケメックスでも美味しいコーヒーが淹れるよう頑張ります。
おわりに
以上、ケメックスのコーヒーメーカー、マシンメイド6カップのレビューでした。
おしゃれな見た目に惹かれて購入しましたが、実物は思っていた以上にカッコ良いです。
所有欲を十分満たしてくれるコーヒーメーカーだと思います。
これでコーヒーを淹れている様は絵になりますし、モテること間違いなしでしょう。
後は、それに伴った美味しいコーヒーが淹れれるよう精進したいと思います。
おしまい