僕が愛用しているBIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)のサンダル「ボストン」です。
購入して、7年ほど経ちますが、いまだに現役で履いている一足です。
ケアを怠らなければ、ビルケンシュトックのサンダルは何年でも履き続けることができます。
そこで、自宅でできるビルケンシュトック サンダルのケア方法【掃除・レザー手入れ・コルク補修・ソール補修】を紹介します。
自宅でできるビルケンシュトック サンダルケアまとめ
掃除・クリーニング方法【汚れ落とし】
長く履いていると、サンダルのアッパーやフッドヘッドがどうしても汚れてきます。
[アッパーの汚れ]
[フッドヘッドの汚れ]
これらの汚れを落とす掃除・クリーニング方法を紹介します。
ビルケンシュトックの掃除に使うのはこちら!
「ジェイソンマーク(JASON MARKK)シューケアキット」です。
スニーカー好きなら知らない人はいないぐらい有名なシューケアキットですね。
ジェイソンマークを使えば、どんな汚れも落としてスニーカーが綺麗になります。
スニーカー用のケア用品ですが、レザー、スウェード、ヌバック、ナイロン、キャンバス、コットン、ニットなど様々な素材に対応しているので、ビルケンシュトックのサンダルにも使えます。
ジェイソンマークが用意できない場合は、家庭用の洗濯洗剤と歯ブラシでも問題ありません。
ビルケンシュトックのサンダルは、合皮・本革・ヌバック・スエードなど様々な素材がありますが、基本的には今回紹介する掃除方法で大丈夫です。
まずは、ジェイソンマーク(または洗濯洗剤)を2、3滴ブラシにたらし、軽く水につけて汚れている箇所を磨いていきます。
スエード素材の場合、力強く磨くと毛羽立つ恐れがあるので、優しく丁寧に!
フッドヘッドも同じ要領で磨いていきます。
フッドヘッドにある「BIRKENSTOCK」のロゴは磨くと消えやすいので、消したくない場合は、ロゴ部分を避けて磨くか、マスキングテープを貼って磨くようにしましょう。
洗い終わったら乾いたタオルで水気を拭き取って、日当たりの良いところで1日乾かします。
クリーニング後のサンダルがこんな感じ!
アッパー、フッドヘッド共に汚れが落ちて綺麗になりましたね。
レザー手入れ方法
サンダルのアッパーがレザー素材の場合は、定期的に保湿してあげる必要があります。
保湿を怠ると、レザーがひび割れを起こし、最悪の場合、亀裂が入り破れてしまいます。
ひび割れを防ぐためにも定期的なお手入れは欠かせません。
特に、掃除後はオイルが抜けてしまっているのでレザークリームでしっかり保湿してあげましょう。
レザークリームは様々なブランドのものがありますが、おすすめは「コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス」です。
コロニルはビルケンシュトックの推奨ケアブランドなので安心して使用できます。
なければ別のシュークリームでも大丈夫です。
クリームを手に取り、レザー全体に付けていきます。
クリームを伸ばして馴染ませます。
最後にブラシでブラッシングしてあげます。
艶が出てピカピカです。
レザーにオイルも行き渡りしっかり保湿もされました。
保湿のやりすぎもカビが生えたりとよろしくないので、年に2回ほどの手入れがちょうど良いです。
コルク補修
ビルケンシュトック サンダルの特徴といえば、履き心地の良いコルク素材のフッドヘッドですよね。
しかし、長い期間履いているとコルクのコーティングが剥がれ落ちて、ひび割れやボロボロと取れるようになってきます。
この状態のまま履き続けると、コルクが割れて履けなくなってしまいます。
正規店でフッドヘッドの交換となると、10,000円ほどかかり、新品のサンダルが買えるほどの価格になってしまいます。
「できるだけフッドヘッドを延命させたい!」って人は「Kelly’s Cork Renew」で補修してあげましょう!
「Kelly’s Cork Renew」は、コルク用のケアコーティング剤です。
ビルケンシュトックのフッドヘッドのコルクも新品時は、同じようにコーティングがされています。
しかし、年月の経過と共にコーティングは剥がれていきます。
コーティングが剥がれるとコルクの劣化が進みます。
そのため、コーティング剤は定期的に塗ってあげる必要があります。
フッドヘッドをコーティングすることで、劣化を防ぎひび割れや取れそうだったコルクを固めて補強してくれます。
「Kelly’s Cork Renew」は、日本で正規販売されていないため、あまり馴染みはありませんが、世界で最もポピュラーなコルクケア用品なので安心して使用できます。
そんな、「Kelly’s Cork Renew」を使ってビルケンシュトックのフッドヘッドをコーティング・補強していきます。
コーティング剤をフッドヘッド コルク部分に塗っていきます。
全体にコーティング剤を馴染ませたら1日風当たりの良い場所で乾かします。
コーティング剤を塗って乾かせたフッドヘッドがこちら!
カサカサだったフッドヘッドに艶が戻り、今にも取れそうだったコルクも補強されて安定感が増しました。
コーティング剤は定期的に塗るようにしましょう。
1年に1度塗り直すぐらいで大丈夫です。
ソール補修
ビルケンシュトックのサンダルを長く履き続けていると、ソールも削れて減っていきます。
ソールが減ると、本体部分に干渉して削れたり穴が空いてしまう可能性があります。
ソールが減ってきたら正規店で交換すれば良いことですが、ソール交換は5,000円かかります。
また、コルク部分が劣化しているとソール交換の際、コルクも剥がれてしまうので、その場合はフッドヘッドごとの交換となります。
そうなるとフッドヘッドとソールの2つを交換することとなり、修理費用は10,000円以上かかってしまいます。
「費用をおさえたい!」「ソール交換したくない!」って人は、日頃のソールケアが重要になってきます。
そこで使えるアイテムが、靴補修剤の「シューグー (SHOE GOO)」です。
ゼリー状の素材で、ソールに塗って乾かすとウレタン系のゴムに変化するアイテムです。
この「シューグー (SHOE GOO)」を使ってすり減ったソールを補修することができます。
出典: 楽天市場
また、すり減ったソールを補修するだけでなく、新品のサンダルに塗ってソールのすり減り防止に使うこともできます。
もちろんサンダルだけでなく、スニーカーにも使えます。
このウレタン系のゴムが地面に触れてソール減りを防いでくれます。
補修剤は、ウレタン系のゴムなので、ペンチなどで引っ張ると簡単に剥がすことができます。
補修剤が綺麗に剥がせるのであれば、塗るのを失敗したり、売るときも安心です。
「シューグー (SHOE GOO)」があれば、家のシューズが長持ちするのでおすすめです。
おわりに
以上、自宅でできるビルケンシュトック サンダルのケア方法でした。
僕はこのケア方法で修理やパーツ交換などもすることなく、7年間履き続けられています。
年に数回のケアで良いので手間もそこまでかかりません。
僕はビルケンシュトックのサンダル(特にボストンがお気に入り)を一生モノとして考えているので、これからもケアをして大切に履いていきたいですね♪
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おしまい