コカ・コーラシステムからヨーロッパ最大のカフェブランド「コスタコーヒー」のペットボトルコーヒー「コスタブラック」と「コスタ カフェラテ」が、2021年4月26日(月)より全国発売されました。
出典: https://c.cocacola.co.jp/costacoffee/product/
コスタコーヒーは、1971年にロンドンで創立されたカフェブランドで、イギリス国内で2,000以上、国外でも1,000以上の店舗を展開しており世界第2位、イギリスでは最大の規模を誇っているカフェチェーン店です。
出典: https://www.costacoffee.jp/coffee/behind-the-beans/history
世界中で親しまれているコスタコーヒー、日本ではまだまだ馴染みがありませんが、今回ペットボトルで販売されたことによって、全国で品切れが続出!バカ売れして品薄状態となり、安定して商品供給ができるまでの間、一時的に出荷を停止するまでに。。。
日本でもコスタコーヒーの期待感や関心の高さがうかがえる出来事でした。
そして安定供給の態勢が整ったとして、2021年6月7日から再販売されることになりました。
商品供給が安定したことからコンビニなどで簡単に購入できるようになったので、僕も「コスタブラック」と「コスタ カフェラテ」の2つを買ってみました!
コスタコーヒーの製品のコーヒー豆は厳選した高級豆のブレンドと100%「 レインフォレスト・アライアンス」認証を受けているなどこだわりぬいた豆を使用しています。
出典: https://c.cocacola.co.jp/costacoffee/product/
今回のペットボトルももちろん100%「 レインフォレスト・アライアンス」認証、さらに通常のペットボトル入りコーヒー製品と比較して、+1.3倍のコーヒー豆を使用したコクのある深い味わいを実現しているとのことで期待が高まります。
ってことで、「コスタブラック」と「コスタ カフェラテ」の2つを飲んでレビューしていきたいと思います。
「コスタブラック」飲んでみた!
まずは「コスタブラック」から見ていきましょう。
原材料のコーヒー豆は、ブラジル、コロンビア、その他を使用。香料も使われているみたいです。
コーヒー豆は、高級豆を51%も使用しているとのこと。
容量は270mlとやや少なめですが、価格は税込170円と高価格な値段設定で高級ペットボトルの部類になりますね。
それだけ品質の良いコーヒー豆を使用しているということなのでしょう。
ペットボトルの飲み口が大きく作られているので、飲んだ時に深いコクとアロマを存分に感じられるよう工夫されています。
グラスに注いでみました。
見た目は当然と言えば当然ですが、普通のアイスコーヒーですね。
それではさっそく飲んでみます。気になるお味は、、、
コク、苦味がしっかり感じられる深い味わいのアイスコーヒーです。
さすが、通常のペットボトル入りコーヒーより1.3倍のコーヒー豆を使用しているだけのことはあります。
深い味わいで、飲みごたえがあります。
ただ、口の中でフルーティー?な香りが広がるのですが、少しクセのある独特な風味です。
コーヒーそのものの香りというよりは、科学的な不自然な香りです。
この辺りは香料が使われているので、そちらが関係しているのかもしれません。
せっかく高級豆を使用したり、通常のペットボトル入りコーヒーより1.3倍のコーヒー豆を使用したりと味にこだわっているのに、香料を使っていることで全てが台無しになっている気がします。
ペットボトルコーヒー独特のなんとも言えない香りもするので、やはり淹れたてアイスコーヒーには敵わないと思いました。
また、ペットボトルコーヒーについては今年、UCCから販売されている「UCC コールドブリュー ブラック」の方が僕は好みです。
厳選されたアラビカ豆を使用した水出しコーヒーで、香料も無添加なので、ペットボトルコーヒー独特の香りも抑えられているので美味しいです。
むしろ「UCC コールドブリュー ブラック」の出来が良すぎるので、ペットボトルコーヒーで比較すると「コスタブラック」は見劣りしてしまいました。
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と、「コスタブラック」はコクや深みがしっかり感じられるアイスコーヒーですが、香りに香料独特の違和感が鼻について勿体無い印象を受けました。
コーヒーそのものの味を楽しむのであれば、「UCC コールドブリュー ブラック」の方が楽しめますし、正直期待していたよりはそこまでの味かなと思いました。
「コスタカフェラテ」飲んでみた!
続いて、「コスタカフェラテ」です。
「コスタブラック」と同じく高級豆ブレンド、通常のペットボトル入りコーヒーより1.3倍のコーヒー豆を使用、さらに国産牛乳を使用することによってコクのあるカフェラテに仕上がっています。
色味はカフェラテなので、先程のブラックに比べ薄茶色です。
さて気になるお味は、、、
甘味強めで牛乳のクリーミーな味わいが口の中に広がります、後からコーヒーの味もしっかり感じられてコクがあって美味しいです。
こちらも香料が使用されていますが、牛乳でマイルドになっているおかげか、香料臭は感じられません。
「コスタブラック」よりこっちの方が僕は好みです。
ただ、特別美味しいカフェラテかと言うと、微妙なところです。
わざわざ、高級豆ブレンド、通常のペットボトル入りコーヒーより1.3倍のコーヒー豆を使用していても、牛乳を入れてしまうのでコーヒー豆の良さもあまり感じらず普通のカフェラテの味でした。
これなら森永から販売されている「マウントレーニア カフェラッテ」で十分な気がします。
価格もこちらの方が安いですし、なにより「マウントレーニア カフェラッテ」の方が僕は好みだったりします。
おわりに
以上、「コスタブラック」と「コスタ カフェラテ」の2つを飲んだ感想でした。
少々、辛口評価になってしまいましたが「コスタブラック」、「コスタ カフェラテ」共に、コクや深みはしっかり感じられて飲みごたえのあるコーヒーだと思いました。
しかし、バカ売れして品薄状態になったり、高級豆ブレンド、通常のペットボトル入りコーヒーより1.3倍のコーヒー豆を使用などの宣伝から、ややハードルが上がりすぎていたのか期待していたよりは普通のアイスコーヒー、カフェラテだったと言うのが素直な感想です。
容量270mlで170円出して、また飲みたいかというと考えものです。
けれど今話題の商品ですし、なによりコスタコーヒーの味を楽しめる良い機会でもあるので、一度は飲んでみて損はないと思います!
おしまい