ユニクロ(UNIQLO)から販売されている「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」
出典: https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431840-000/00?colorDisplayCode=69
非常に丁寧な作りで、あのカイハラ社のコットン100%の赤耳セルビッジデニムを使用しています。
カイハラ社のデニムと言えば、有名デニムメーカーやハイブランドでも使われているほど信頼される高品質な生地です。
そして、セルビッジデニムは、旧式の力織機を使用して織られるので、通常のジーンズを織るよりも非常に手間がかかります。
その為、セルビッジジーンズを購入しようとすると価格も高くなりがちでどこのメーカーでも2〜3万円は当たり前、ハイブランドになると5万円以上はかかってしまいます。
ところが、ユニクロはカイハラのセルビッジジーンズにも関わらず、なんとお値段破格の3,990円!!
セルビッジジーンズが手軽に買える時代がやってきたんです。
そして、そんなユニクロの既存ラインとは別に、エルメスのディレクターも務めたクリストフ・ルメール率いるデザインチームが提供するユニクロU(UNIQLO U)からも同じくカイハラのセルビッジジーンズが販売されています。
ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」
出典: https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E440077-000/00?colorDisplayCode=69
お値段こちらも同じく3,990円。
一見、先ほどのユニクロの既存ラインのセルビッジジーンズと変わらないような気もしますが、実は全然違うんです!
そして、僕はユニクロ既存ラインよりも、ユニクロUのセルビッジジーンズを断然おすすめします。
なぜユニクロUのセルビッジジーンズの方がおすすめなのか?その理由を述べていきたいと思います。
目次
ユニクロよりユニクロUのセルビッジジーンズがおすすめな3つの理由!
裾上げをする必要がなくオリジナルシルエットを楽しめる
海外ではジーンズのウエストとレングス(股下)のサイズを選べますが、日本では何故かウエストは選べてもレングスは固定で長い場合は裾上げすると言う文化が根付いています。
もちろん、長身の方なら裾上げする必要ないかもしれませんが、僕みたいに低身長はジーンズを買うたびに裾上げしなければなりません。
それぐらい、毎回裾上げすれば良いじゃないかと思うかもしれませんが、実はそれはそれで問題が出てくるんです。
それは、裾上げすると本来のオリジナルシルエットが崩れてしまうと言うことです。
アメリカ版のリーバイス501を販売しているショップJalanaにその辺りは詳しく解説されています。
出典: Jalana
要するに、裾にかけてわずかに細くなっていくシルエットなので、レングスを途中でカットすると裾幅がオリジナルより太くなってしまうんですね。
その為、裾上げするとオリジナルシルエットが崩れてしまうんです。
そして、それはユニクロの既存ラインの「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」でも同じことが言えます。
サイズに合わせてカットする前提の作りとなっているので、やや長めのレングス(股下)は78.5㎝で固定されていて、シルエットも裾にかけてわずかに細くなっているので、裾を途中でカットするとオリジナルのシルエットが崩れるようになっています。
ユニクロ 「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」 サイズチャート
おそらく、多くの日本人の方が裾上げしないと履けない仕様になっています。
ところが、ユニクロUの「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」はレングス(股下)がウエストによって異なり、インラインより短めに設定されています。
ユニクロU 「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」 サイズチャート
僕の場合、サイズ29なので、股下は74㎝とインラインの長さより4㎝以上短い作りになっています。
つまり、裾上げする必要がなくちょうど良いサイズなんです!
実際、僕が購入したユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」を着用した状態です。
身長160㎝ サイズ29を裾上げせずに履いています。
裾をワンロールして丁度のサイズ感です。
ワンロールしていますがおそらくこれがベストの長さかと思います。
と言うのも、このジーンズはワンロールした状態で販売されていたので元々ワンロールして履くことを推奨しているように思います。(赤耳もチラリと見えるしね)
なので、このジーンズなら低身長の僕でも裾上げせずに履くことができます。
これが、ユニクロの既存でラインの「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」の場合だとレングスが長いので裾上げ、もしくは裾を何ロールも巻かなければなりません。
そう言った点から裾を何ロールも巻いたり裾上げする必要がなくオリジナルのシルエットで履けるユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」の方がおすすめです。
デザインがシンプルでおしゃれ♪
ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」は、ユニクロ「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」に比べて細かな部分でデザインがシンプルな作りになっており色々な服に合わせやすいジーンズになっています。
まず、ユニクロ「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」のフロントポケット部分。
右ポケットには、小さなポケット(ウォッチポケット)があります。
リーバイス社が元々懐中時計を入れる為に採用したもので、今では実用性と言うよりもデザインとして様々なジーンズに装飾されているポケットです。
一方、ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」は、右ポケットに沿って大きくもう一つ中にポケットがあり目立たない仕様になっています。
またポケット部分に取り付けられる金属製のリベットも無くスッキリとしたデザインです。
【追記】
2021年AWの「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」から、右ポケットの中に小さなポケット(ウォッチポケット)がある仕様に変更されています。
次にユニクロ「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」のトップボタンには、「UNIQLO」の文字が刻印されています。
ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」のトップボタンには文字が刻印されておらずフラットな形で、よりミニマルなデザインになっています。
他にも、ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」のバックポケット部分のステッチは、上部に向かって広がっていきます。
それに比べて、ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」のバックポケット部分のステッチは、ポケットに沿って平行に縫われているのでステッチの間隔が細いままなので目立ちにくくスッキリしています。
最後に、着用した時のシルエットです。
ユニクロ「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」は、リーバイス501のようなストンと落ちるストレートタイプです。
少しゆったりとした昔ながらのジーンズと言った感じです。
ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」も同じくストレートタイプですが、僅かにテーパードがかかっており、シルエットが今風で綺麗です。
このように同じユニクロのセルビッジジーンズでも既存ラインとUで微妙に作りやデザインが違います。
そして、ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」の方がシンプルでミニマルなデザインなので、作業着感があまりなくカジュアルな服装からフォーマルな服装まで幅広く合わせやすいと思います。
もちろん、ユニクロ「セルビッジ レギュラーフィットストレートジーンズ」の無骨でクラシックなスタイルもそれはそれでカッコ良いんですが、ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」のように、ミニマルで綺麗目なジーンズもカッコ良いと思います。
冷静に考えたら安すぎる!?
ジーンズのデザインはエルメスのディレクターも務めたクリストフ・ルメール率いるチームがおこなっているので、デザイン力には実績と信頼があります。
出典: https://antenna.jp/articles/11411345
クリストフ・ルメールと言えば世界屈指のデザイナーです。
そんなルメールのデザイン力と世界のカイハラデニムで作られたジーンズ、そう考えると非常に贅沢な一本じゃないでしょうか。
これが、ユニクロ既存ラインのセルビッジジーンズと同じ価格3,990円!
カイハラ社のセルビッジジーンズってだけでも3,990円は安すぎるのに、そこに世界指折りのデザイナーが関わっていて同じ価格はもう本当に意味がわかりません!
同じくクリストフ・ルメール自身のブランド「ルメール LEMAIRE」で販売されているジーンズ。
出典: https://eu.lemaire.fr/collections/m-denim/products/denim-tapered-5-pockets-pants-ld049-black-ss21
なんと、お値段は4万円近くします。
そう!ユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」のおよそ10倍!!
もちろん本家ルメールには品質であったりデザイン面など細かなところでお値段なりの差はあると思いますが、約4,000円でルメールのジーンズ気分が楽しめるとなるとユニクロU「セルビッジ レギュラーフィットジーンズ」は非常にコスパが良いジーンズなんじゃないでしょうか。
おわりに
以上、ユニクロよりユニクロUのセルビッジジーンズがおすすめな理由でした。
裾上げする必要がなく低身長でもオリジナルシルエットで履くことができ、
デザインはシンプルでミニマルなのでカジュアルな服装からフォーマルな服装まで幅広く合わせやすい、
さらに、それらのデザインは世界屈指のデザイナー、クリストフ・ルメールが関わっていて、お値段3,990円という安すぎな価格設定。
こんなコスパの良いジーンズは世界中探してもないと思います。
ジーンズをあまり履いたことがない人はもちろん、たくさんジーンズを持っているジーンズマニアにも一本は持っておいて損はないとおすすめできるジーンズです。
【追記】
ユニクロよりユニクロUのセルビッジジーンズがおすすめと言っていましたが、ユニクロのセルビッジジーンズも購入しました。
ユニクロUと同じデニム生地が使われていてこちらはこちらでやはり良いです。
ユニクロ セルビッジジーンズのサイズ選び!洗濯の縮みと裾上げのタイミング!の巻
おしまい
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