ドイツで1857年に創業され、100年以上も続く老舗の鉄フライパン会社ターク。
鍛治職人が一つ一つ手作業で作っている鉄フライパンは、ドイツだけでなく日本でも大変人気のある商品です。
僕もタークのプライパンを長年愛用しています。
そんな人気のターク 鉄フライパン、これから購入しようと検討されている方もおられると思います。
そこで気になるのがサイズ選びじゃないでしょうか?
タークには1号(18㎝)〜8号(36㎝)までのサイズラインナップがあります。
出典: http://www.zakkaworks.com/turk/fryingpan.php
これだけサイズの種類も豊富だと、どれを選べば良いか迷いますね?
結論から言うと、僕のおすすめのサイズは、
タークの鉄フライパン1つ持ちなら、4号(24㎝)!
タークの鉄フライパン2つ持ちなら、1号(18㎝)と5号(26㎝)!です。
なぜこれらのサイズがおすすめなのか?順を追って説明していきます。
目次
タークの鉄フライパン1つ持ちなら、4号(24㎝)がおすすめ
タークの鉄フライパン、1つだけ持つのであれば、4号(24㎝)がおすすめです。
出典: https://store.zakkaworks.com/items/1884884
タークのフライパンは鉄でできているので、それなりの重量があります。
なのでフライパン1つ持ちの場合、大きすぎるサイズを選んでしまうと重くて取り回しが悪く扱いにくいです。
かといって、サイズが小さすぎると食材が入りきらず調理しにくいことになってしまいます。
そこで、取り回しも比較的良く、調理もしやすい一番バランスのとれたサイズとなると4号(24㎝)がベストな選択かと思います。
ターク 鉄フライパン 4号(24㎝) スペック
出典: http://www.zakkaworks.com/turk/fryingpan.php
【スペック】
重量 : 約1.4kg
4号(24㎝)は、内径が17.5㎝で食パンが1枚すっぽり入るサイズ感です。
フライパンの一般的な標準サイズが24㎝か26㎝なので、まさにスタンダードな使いやすい大きさです。
焼きぞばやチャーハン、ステーキなど一人前分の料理を作ることができます。
重量は、約1.4kgと少々思いようにも感じますが、元々鉄フライパンは重いものなので、このぐらいまでの重量ならまだ許容範囲内じゃないでしょうか。
これがもうワンサイズ上の5号(26㎝)とかになってくると重量も1.7kgと重くなり、毎回ちょっとした一品を作るにも調理の度に取り出し、洗うという行程が煩わしくなってきます。
なのでタークの鉄フライパンを1つだけ持つのであれば、ちょっとした一品料理からメイン料理まで作れて、かつ重量もギリギリ許容範囲の4号(24㎝)が丁度良いと思います。
タークの鉄フライパン2つ持ちなら、1号(18㎝)と5号(26㎝)がおすすめ
次にタークの鉄フライパン2つ持ちの場合のサイズ選びを紹介します。
僕はどちらかと言うとこちらの2つ持ちの方がおすすめです。
タークの鉄フライパンをサイズ違いで2つ持っておくと、1つはちょっとした一品、もう1つはメイン料理にと使い分けることができ非常に便利です。
ただその場合、同じようなサイズを持っていても意味がありません。
ちゃんと料理や用途によって使い分けられるサイズ選びが重要です。
そこで僕のおすすめのサイズは、1号(18㎝)と5号(26㎝)です。
実際僕が使っているのも1号(18㎝)と5号(26㎝)の2つになります。
2つを並べてみるとこんな感じ!
上が5号(26㎝)、下が1号(18㎝)です。
2つのプライパンを重ねてみました。
かなり、サイズに違いがあるのが分かると思います。
1つは小さくて軽く小回りが利き、もう1つは大きくて重く取り回しは悪いですが一度にたくさんの料理を調理することができます。
料理や用途によってフライパンを使い分けるのであれば、1号(18㎝)と5号(26㎝)の選択がベストなサイズ選びだと思います。
各サイズ感とスペックを見ながらその理由を述べていきます。
ターク 鉄フライパン 1号(18㎝) スペック
出典: http://www.zakkaworks.com/turk/fryingpan.php
【スペック】
重量 : 約0.9kg
1号(18㎝)は、内径が12㎝と小さいですが、その分重量も0.9kgと軽く持ちやすいです。
サイズ感はこんな感じ!全体のサイズ感が把握できるよう卵を乗せてみました。
焼売を焼いてみました!
次にウインナー!
ウインナーは今回1袋しか使っていませんが、2袋ぐらいまでなら余裕で焼けちゃいます!
目玉焼きなら卵2つぐらいがベストです。
スクランブルエッグなら卵4個分ぐらいまでなら大丈夫!
と、フライパンは小さいですけど、ちょっとした一品料理なら十分作れるサイズだと言うのは、お分かり頂けたでしょうか?
これが、もうワンサイズ上の2号(20㎝)になってもできることはそこまで変わらないと思います。
2号(20㎝)でもメイン料理を作るには少し厳しいです、用途としては1号(18㎝)と同じくちょっとした一品料理を作る用になるかと思います。
ならできるだけ軽く、キャンプなどにも持っていきやすい1号(18㎝)が効率良く使えるんじゃないでしょうか。
ターク 鉄フライパン 5号(26㎝) スペック
出典: http://www.zakkaworks.com/turk/fryingpan.php
【スペック】
続いて5号(26㎝)は内径19.5㎝と大きく、メイン料理を作るのに向いています。
ただし、重量は約1.7kgと重く、成人男性でも片手でずっと持っておくには少々厳しいです。
卵を乗せてみました。先ほどの1号(18㎝)と比べてもかなり広さに余裕があるのが分かります。
5号(26㎝)で、焼きそば2人前を作ってみることにしました。
野菜を炒め、乾麺2人前を入れてもまだ余裕があります。
完成!!
5号(26㎝)のサイズで、今回は焼きそば2人前でしたが、3人前ぐらいまでなら作ることが可能です。
と、5号(26㎝)だと家族がいたり来客の時にもしっかり人数分の料理が作れます。
これが、4号(24㎝)だと一人分の料理は作れたとしても、家族分や来客分を作るとなると少し心許ない気がします。
逆に、ワンサイズ上の6号(28㎝)になってくると、たくさん料理は作れますが、大人数専用のフライパンになってしまいます。
重さも大きさもかなりのものになってくるので毎回洗うのも大変です。
大家族や来客が多いなどの場合は、6号(28㎝)でも良いかもしれませんが、普通に使う分には、5号(26㎝)で十分だと思います。
なので、タークの鉄フライパン2つ持ちの場合、1つはちょっとした一品料理はできるだけ軽いフライパンを選び、もう1つは家族や来客用に2、3人前しっかり作れるフライパンを選ぶのが良いと思います。
そして、その条件に適しているサイズが1号(18㎝)と5号(26㎝)です!
おわりに
以上、ターク 鉄フライパンおすすめのサイズ選びでした。
・タークの鉄フライパン1つだけ持つのであれば、ちょっとした一品料理からメイン料理まで作れて、かつ重量もギリギリ許容範囲の4号(24㎝)がおすすめ。
・タークの鉄フライパン2つ持ちなら、ちょっとした一品料理はできるだけ軽いフライパンの1号(18㎝)と家族や来客用に2、3人前しっかり作れる5号(26㎝)の2つがおすすめ。
と言うのが僕の結論です。
実際に、僕も1号(18㎝)と5号(26㎝)の2つを使っていて、使いづらいなと感じたことはありません。
2つ持ちを検討されている方はこのセットがおすすめです。
一方、1つ持ちは僕も経験したことがないので、あくまで今使っている2つのフライパンの経験から出てきたサイズ案ではありますが、4号(24㎝)が食材を入れれる量と重量のバランスの比率が一番取れているように思います。
おしまい
1つ持ちのおすすめサイズ
2つ持ちのおすすめサイズ