僕が普段使っているビアレッティ モカエキスプレスの2カップ!
本体に水とコーヒー粉を入れて、コンロの火にかけるだけで簡単にエスプレッソが作れる優れものです。
そんなモカエキスプレスですが、なんとハンドル(取っ手)が溶けてしまいました!
コンロの火が強すぎたのか、熱でナイロン樹脂素材のハンドル付け根箇所が溶けてしまっています。
口コミで、ハンドルが溶けやすいことは知っていたので、気をつけていたつもりでしたがやってしまいました。
ショックです。
もしかすると僕と同じようにハンドルが溶けてしまった人もいるのではないでしょうか。
そこで、モカエキスプレスのハンドルが溶けてしまった原因と修理方法について解説していきます。
ただし、修理するぐらいなら新しくモカエキスプレスを買い直した方が良いかもしれません!
その辺りを詳しく話していきます。
モカエキスプレスのハンドルが溶ける原因は火力にあり
モカエキスプレスの説明書には、
「ガスコンロをご使用の場合は底から炎がはみ出さない程度の中火以下で加熱して下さい。」
と記載されています。
ところがうちのコンロは、中火でも炎がはみ出さなかったので、中火でも大丈夫だろうと思い中火で加熱していました。
しかしそれが結果的にいけなかったみたいです。
炎がはみ出ていなかったとしてもハンドルに余計な熱が加わってしまったようです。
なので、必ず中火以下で加熱するようにしましょう。
むしろ一番弱火でも良いぐらいです。
僕はこの件があってから一番弱火で加熱するようになりました。
一番弱火でこれぐらいの火力です。参考までに。
これでハンドルが溶けることもなくなりました。
もちろん弱火でもちゃんと沸騰してくれます。
なるべくハンドルが溶けるリスクを避けたいのであれば一番弱火をおすすめします。
特に1〜3カップあたりのサイズを使っている人は、本体が小さいためハンドルがコンロと近くなるので火の管理には気を使って下さい。
ハンドルの修理方法
では、溶けてしまったハンドルの修理方法について解説していきます。
修理方法は3つあります。
カスタマーサポートに修理依頼
まず1つ目は、ビアレッティの公式サイトのカスタマーサポートから修理を依頼する方法です。
ビアレッティ カスタマーサポートはこちら
修理費用は技術料と部品代、それから往復の送料、支払いは銀行振込なので振り込み手数料もかかります。
ハンドル修理と部品の価格は問い合わせなければ分かりませんが、送料や振り込み手数料なども含めるとそれなりの金額になると思われます。
結果的に新品を買うのと同じぐらいの料金、もしかするとそれ以上かかる可能性もあります。
手間や料金、時間もかかるのであまりおすすめしません。
部品を取り寄せて自分で修理する
次に部品を取り寄せて自分で修理する方法です。
ビアレッティ モカエキスプレス純正ハンドルが販売されているので、そちらを購入して取り替えます。
しかし、モカエキスプレス純正ハンドルは輸入商品のためか品切れになっていることが多く、仮に売っていたとしても本体と同じぐらいか、それ以上の値段がします。
ハンドル部品が本体と同じぐらいの価格なのであれば、新しく本体を買い直した方が良い気がします。
新しく買い直す
ということで、ハンドルを修理するのではなくモカエキスプレスを新しく買い直すのが最適な気がします。
買い直すのでわざわざハンドルを修理する手間もいりませんし、修理と金額的にはそこまで変わりません。
新品になるので気持ちも良いです。
しかし、今まで使ってきたモカエキスプレスはエイジングされて愛着もあり手放したくないという人もおられると思います。
その場合は、新品でモカエキスプレスを買い足してハンドルだけ古いモカエキスプレスと付け替えるという手があります。
「今まで使っていた本体 + 新しいハンドル」
「新しい本体 + 溶けたハンドル」
と付け替えるわけです。
そして「新しい本体 + 溶けたハンドル」の方をフリマサイトなどで売ればその差額分が戻ってきてハンドルだけを買うよりは安くつくはずです。
もしくは「新しい本体 + 溶けたハンドル」も予備として使うことだってできます、
どちらにせよ、ハンドルだけ購入するのと本体を購入する金額が変わらないのであれば、もう一つ本体を購入する方がお得な気がします。
おわりに
以上、モカエキスプレスのハンドルが溶けてしまった原因と修理方法の紹介でした。
ポイント
・モカエキスプレスのハンドルが溶ける原因は火力にあり!必ず弱火で加熱すること!
・現状、ハンドルを買うのも修理するのも価格は同じぐらい。(むしろ新品の方が安くつくかも)
なので新品を購入する方がお得。
といった結論に至りました!
しかし、近年サステナブルな考え方も広まりつつあるので、一つのものを大切に使い続けることも大切だと思います。
わざわざハンドルのために新品を買い足すのも衛生的によろしくない気もします。
ハンドルを木で自作されている方もおられるので、自分で工夫して修理するのも愛着が湧いておもしろいかもしれません。
おしまい