先日、リーバイスのヴィンテージ501 66前期を購入しました!
古着での購入だったので、一度綺麗に洗濯することにしました。
ただ、ヴィンテージデニムなどの古着は洗濯の仕方によっては、破れてしまったり、激しく色落ちしてしまったりする可能性があります。
そこで、僕が購入した501 66前期を使ってヴィンテージデニムの正しい洗濯方法を紹介したいと思います。
リーバイス 501 66前期を洗濯!ヴィンテージデニムの洗い方!
色落ち防止にお酢と塩を使って漬け置き
まず、デニムの色落ちを防止するために、お酢と塩を使用します。
そこで、酸性のお酢を使うことによってアルカリ性を中和してインディゴ染料の色落ちが防げるんだ
さらに、塩に含まれる塩化ナトリウムが繊維に染料を定着してくれる働きをしてくれるんだよ
一度洗濯したぐらいではあまり実感できないけど、10回20回と洗濯していくうちにお酢と塩を使っているかいないかで色落ちに大きな差が出てきます。
40°ぐらいのお湯にジーンズを浸し、お酢と塩を大さじ1杯ずつ入れて30分〜1時間漬け置きします。
1時間後、お湯は黄色く濁り、古着独特の匂いが辺り一面漂っています。お世辞にも良い匂いとは言えません。
水の汚れから察するに、かなり洗われてなかったジーンズかと思います。
なんにせよ、とりあえず1時間お酢と塩で漬け置きしたので洗濯の下準備はできました。
色落ち防止効果は出ていると思うので、今からしっかり洗って汚れを落としていきます。
洗濯は手洗い推奨
洗濯は衣類を痛めない為にも手洗いがおすすめです。
また、洗剤は衣類に負担のかからない中性洗剤を使います。
さらに、色落ちなどを防ぎたいのであれば、デニム専用の洗剤を使うことをおすすめします。
洗剤を入れたら手で優しく押し洗いしていきます。
本来であれば、ジーンズを裏向けて洗う方が生地の色落ちも防げるのですが、今回は古着で購入した中古と言うこともあり表生地も綺麗にする為表向きで洗っています。
紙パッチも破れないよう慎重に洗います。
汚れがどんどん出てきます。これは洗いがいがあります。
水を入れ替え洗濯を繰り返すうちに汚れも取れ水も綺麗になりました。
汚れが取れたと思ったら水ですすいで脱水します。
洗濯機の「脱水」を使うのではなく、タオルでジーンズの水分を拭き取って脱水してあげた方が衣類へのダメージ・色落ちも防げます。
特に、紙パッチなどは脱水機にかけると破れたりすることもあるので注意が必要です。
衣類に負担をかけない乾かし方
洗濯をして脱水を終えたなら、最後にジーンズを乾かしていきます。
乾燥機もジーンズに負担がかかったり、変なシワが入る事もあるのでなるべく使わず、自然乾燥で乾かします。
自然乾燥は洗濯バサミで止めたりすると型崩れを起こす事もあるので、平置きで乾かします。
平置き用の物干しネットが販売されているのでそちらを使います。
ただ、乾燥機の熱を利用して生地を縮ませたいのであれば、代わりにオイルヒーターを使うのもおすすめです。
オイルヒーターなら火事になる心配もなく衣類を乾かせます。
また、乾燥機をかけたのと同じぐらいジーンズがバキバキに乾いて縮んでくれます。
オイルヒーター効果で約3時間で乾きました。
古着独特に匂いも取れて洗剤の良い香り♪
これにて洗濯終了です!
おわりに
以上、僕が購入した501 66前期を使ってヴィンテージデニムを痛めず色落ちさせない洗濯方法を紹介させて頂きました。
正直、もしかしたらここまで神経質になって洗濯しなくても良いのかもしれません。
ただ、中古で購入した古着などは生地がすでに痛んでいるものもあります。
そういったジーンズを普通に洗ってしまうと破れる事も無きにしも非ずなので、念には念を押した方が良いです。
それに、今後10年20年履いていった時に洗い方によって必ず差は出てきます。
長く大事に履く為にも洗濯から丁寧に扱うよう心がけましょう。
おしまい