僕が所持している数あるスニーカーの中でも、お気に入りが「オニツカタイガー メキシコ66」です。
かれこれ3年履いていますが、手入れをしながら大事に履いているので、まだまだ現役の主力スニーカーです。
3年履いて飽きるどころか履く頻度も多く、履けば履くほど本当に魅力いっぱいのスニーカーだなと気付かされます。
そんな、「オニツカタイガー メキシコ66」のレビューと履いていて気付いた5つの魅力をお届けしていきます。
目次
オニツカタイガー メキシコ66 外観 & スペック
まずは、「オニツカタイガー メキシコ66」の外観とスペックを見ていきましょう。
メキシコ66は1966年、アジア大会に向けてオニツカタイガーが発表したトレーニングシューズをモチーフにして作られたスニーカーです。
オニツカタイガーのモデルの中でも、定番で人気のあるモデルです。
薄底・細身でかかと部分にはヒールフラップが付いています。
このヒールフラップをつかみながら、かかとを入れると履きやすいです。
オニツカタイガーのシンボルでもあるオニツカタイガーストライプは青と赤!カッコ良い!
アッパーは天然皮革製です。履きジワができていますね。
先端はスエード素材になっています。
アウターソールはラバーで、滑り止めの機能もはたしてくれていそうな凹凸の形が特徴的です。
インソールは固定式になっているので外すことはできません。
履いてみるとこんな感じ!
シンプルなデザインで、どんな服装にも合わせやすいです。
ジーンズなどのカジュアルな服装からスラックスなんかのフォーマルな服装とも相性が良いです。
メキシコ66と言えば、やはりヒールフラップ!街でこのヒールフラップを見かけるとメキシコ66だなとすぐに分かるぐらいデザインのアクセントになっています。
オニツカタイガー メキシコ66 5つの魅力
さて、ここからは「オニツカタイガー メキシコ66」を履いていて気付いた5つの魅力について語っていきたいと思います。
履き心地が最高
「オニツカタイガー メキシコ66」を3年履いても、未だに現役でバリバリ履いているのは、やはりこの履き心地の良さにあると思います。
とにかく軽くて歩きやすく、疲れにくいです。
軽さの秘密は、アッパーのレザーやヒールが薄く設計されているからでしょう。
ナイキのコルテッツと比較しても分かるように、メキシコ66のアッパーは3分の1ぐらいの薄さです。
左がメキシコ66 右がコルテッツ
こうやって比較するとかなり薄いですよね。
アッパーが薄いと暑苦しくなくて、夏の暑い時期でも気持ち良く履くことができます。
逆に冬は防寒力があまりないかも、、、まーでも冬も全然履いてますけどね!
メキシコ66は履いていても裸足に近い感覚があり、体の一部のような履き心地で最高です。
この履き心地がクセになり、メキシコ66が手放せない理由でもあります。
天然皮革製で履けば履くほどアジが出る
メキシコ66は、天然皮革製なので履けば履くほど経年変化によってアジが出てきます。
履きジワはもちろんのこと、レザーが柔らかくなって自分の足に馴染んでいきます。
所々レザーにスレ傷もできてしまいましたが、これはこれで自分が色々なところへ履いていった証でもあるので愛着が湧きます。
と、このように自分だけのスニーカーに育っていくのが天然皮革製の良いところであり、メキシコ66の魅力の一つです。
選べるカラーバリエーション
メキシコ66はカラーバリエーションも豊富なので、好みのカラーを選ぶことができます。
僕が持っているのは、「ホワイト×ブルー」のトリコロールカラーで、特に夏は爽やかな印象を与えるカラーリングになっています。
出典: https://store.shopping.yahoo.co.jp/z-craft/1117-0003.html#
これだけ種類があると、どのカラーにするか迷いますよね。
他にも新色や限定カラーなども次々に販売されているので、自分だけのお気に入りのカラーを見つける楽しさも魅力の一つです。
出典: https://www.onitsukatigermagazine.com/store/user_data/news_19SS_mexico66.php
映画の小道具としても大活躍!
メキシコ66は映画の小道具としても登場します。
クエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル」で主役のユマ・サーマンが、復讐のため敵の家に殴り込みに行く時に履いているのがメキシコ66です。
メキシコ66を履いて華麗なアクションを披露しています。
メキシコ66ではありませんが、「キル・ビル」では、他にもオニツカタイガーのスニーカーが登場します。
特に有名なのは、やはりジャケットにもなっているイエローとブラックのカラーリングのスニーカーでしょうか。
映画「死亡遊戯」のブルース・リーへのオマージュとして、イエローのトラックスーツに合わてオニツカタイガーのスニーカー「タイチ」というモデルを履いています。
ちなみに余談ですが、あのブルース・リーもオニツカタイガーのスニーカーを愛用していたみたい。
「キル・ビル」イエロー×ブラックカラーの「タイチ」は、3400足の限定販売だったため現在は残念ながら入手できませんが、メキシコ66からも同じくイエロー×ブラックカラーが出ているので、キル・ビル気分を味わいたい人はそちらを選択するのもアリだと思います。
こうやって劇中に自分の履いているスニーカーが登場するのも、なんだか嬉しいものです。
知る人ぞ知るオニツカタイガー
最後は、メキシコ66に限ったことではありませんがオニツカタイガーは知る人ぞ知るブランドということです。
スニーカーブランドと言えば、ナイキやアディダス、ニューバランスなどが有名でオニツカタイガーはどちらかと言うとマイナーなブランドのイメージがあります。
しかし、今でこそ世界で一番有名なスニーカーブランドに成長したナイキも、元々スニーカーを作るきっかけを与えたのはオニツカタイガーです。
当時、オニツカタイガーのスニーカー「タイガーコルテッツ」の販売代理店をしていたのがブルーリボンスポーツ(今のナイキ)で、そこでノウハウを学び(盗み?)ナイキ初のスニーカーとして販売したのが「ナイキコルテッツ」です。
左「タイガーコルテッツ」 右「ナイキコルテッツ」
出典: https://www.2ndstreet.jp/knowbrand/feature/nike-vol01/
こうやって見比べるとオニツカタイガーストライプとナイキのロゴマーク(スウッシュ)が違うぐらいで、あとのデザインはほとんど同じですね。
それだけナイキに影響を与えたということでしょう。
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そんなオニツカタイガーが日本のブランドで、ナイキのスニーカーの起源にもなっていると思うとなんだか誇らしいですよね。
こう言った逸話からもオニツカタイガーには根強いファンが多いような気がします。
メキシコ66を履いて出かけると、知り合いや初対面の人から「オニツカタイガーだ!」と気付いてくれてオニツカタイガーの話になることがあります。
初対面の人は、何を話せば良いか困ることもあるので、オニツカタイガーきっかけで話が盛り上がったりすると話題作りにもなって助かります。
これがナイキだとみんな履いていて特に珍しくもないのでよほどレアなスニーカーならまだしも、基本話題になりにくいです。
オニツカタイガーは元々履いている割合が少なく、履いている人を見つけると嬉しくなってつい話してしまう傾向があるんじゃないかと勝手に思っています。
メキシコ66を履いているとオニツカタイガー好きに出会う機会も多く、話題のきっかけになったりもするので、本当に魅力的なスニーカーでありブランドなんだなと改めて気付かされます。
おわりに
以上、「オニツカタイガー メキシコ66」のレビューと履いていて気付いた5つの魅力をご紹介しました。
メキシコ66は、オニツカタイガーの定番モデルなので、迷ったらとりあえずこれを選んでおけば間違い無いです。
デザインもシンプルで履き心地も最高なので、長く愛用できるスニーカーです。
僕も3年愛用していますが、まだまだ飽きることもなく、これからも大事に末長く履いていきたいと思います。
おしまい