コーヒーインストラクター検定 2級の試験受けてきましたよ。
さて、気になる結果は、、、
合格!!
合格基準は70点以上で90点だったので、いくつか間違ってしまいましたが、無事合格することができてとりあえず一安心。
ってことで、試験に受かった僕がコーヒーインストラクター検定 2級の試験問題や対策なんかを紹介したいと思っています。
ただし、問題用紙は試験終了後に回収されてしまったので、問題は覚えている範囲になります。
問題文も正確なものではなく、こんな感じのものだったというものになります。
その辺りは大目に見てもらえたらと思います。
あくまで参考程度に、こういう問題が出るんだーぐらいに考えてもらえたら幸いです。
目次
試験の時間や問題数は?
試験の時間
試験の時間は60分です。
試験開始から30分経過した段階で、試験ができた人はテスト用紙を提出して退出できるようになっています。
30分で終わらせて会場を出る人もちらほらおられました。
僕は見直したりで結局60分ギリギリまでいました。
問題数
試験は、実技(カップテスト)1問と学科45問の計46問でした。
点数配分は、問題数から考えて実技が10点、学科が1問2点かと思われます。
合格基準は70点以上。
解答はマークシートで、基本的にマルバツ、もしくは2択になります。
ただし、コーヒー豆の生産国の位置と格付け方法のみいくつかの語句から選択解答になります。
コーヒー豆の生産国の位置と格付け方法については後述します。
マークシートなので、用語を覚えたりする必要はありません。
カップテスト (実技)
まず1問目は、いきなり実技から始まります。
実技はカップテストです。
講習会で飲んだ4種類のカップテストのうち1つが出題されます。
カップテスト① 「アラビカ種・カネフォラ種の違い」
カップテスト② 「浅煎りと深煎りの違い」
カップテスト③ 「水洗式・非水洗式の違い」
カップテスト④ 「新しいコーヒーと古いコーヒーの違い」
講習会でそれぞれのカップテストの特徴を覚えていれば、答えられる問題だと思います。
こちらもCHECK
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コーヒーインストラクター検定 2級 合格への道! ~講習会編~の巻
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僕が受けた時は、「アラビカ種・カネフォラ種の違い」のカップテストの問題が出題されました。
過去のコーヒーインストラクター検定 2級の試験を受けた方々のブログ記事を見ていても、この「アラビカ種・カネフォラ種の違い」のカップテストの問題が出題されている確率が高いように思います。
と言うのも、「浅煎りと深煎りの違い」と「新しいコーヒーと古いコーヒーの違い」のカップテストは正直誰が飲んでも分かるぐらい簡単なもので、問題にしにくいのではないかと思います。
逆に「水洗式・非水洗式の違い」は4つのカップテストの中では一番難しく、間違える人が増えて試験を落とす人が続出するかもという懸念からこちらも出題しにくいのではないかと思います。
なので、一番バランスの取れた問題が「アラビカ種・カネフォラ種の違い」のカップテストであり、出題しやすいのではないかと考えます。
そして、この実技のカップテストはできるだけ落とさないように!
この問題1問で10点もらえます。
70点が合格基準の中、10点はかなり大きです。
この問題を当てておくだけで、合格率は格段に上がると思います。
なので、全ての問題の中で一番重要な問題だと捉えておきましょう!
コーヒー豆の生産国の位置と格付け方法 (学科)
ここからは、学科の問題になります。
コーヒー豆の生産国の位置と格付け方法についての問題が出題されました。
世界地図の国別に番号が振られています。
そしてA〜Jの10カ国が、地図上のどの番号に位置するかを答えます。
A〜Jの10カ国
ブラジル、コロンビア、メキシコ、イエメン、ベトナム、インドネシア、グアテマラ、キューバ、ジャマイカ、エルサルバドル(の10カ国だったと思う)
また、格付けの仕方を、
1 標高による
2 スクリーンサイズによる
3 欠点数による
4 スクリーンと欠点数による
5 その他
の5つから選択します。
例えば東南アジアだったらこんな感じです。
この中から、東南アジアだとベトナムとインドネシアがコーヒー豆の生産国になるので、国の位置を①〜④の数字から選び、格付けの仕方を5種類の方法から選びます。
では、みなさんも一緒に考えてみましょう。
正解は、ベトナムの位置は①で、格付けの仕方は4(スクリーンと欠点数による)になります。
インドネシアの位置は④で、格付けの仕方は4(スクリーンと欠点数による)になります。
この問題、すんなり答えられた人は流石です。
正直僕は迷いました。
と言うのも、国の位置を正確に覚えておかなければならないからです。
ニュアンスやなんとなくで、この辺にベトナムやインドネシアがあるだろうで覚えておくと痛い目を見ます。
事実、僕はベトナムの位置がわかりませんでした!(汗)
ここの問題では他にカンボジアとタイに数字が振り分けられていたのですが、どこがベトナムだっけ!?となりました。
講義でも一切触れられていないカンボジアやタイが選択肢に出てきます!
もうこうなってくると地理の問題です。
なので、コーヒー豆の生産国の正確な位置と国の形(←これ大事)をしっかり覚えておいた方が良いです。
マルバツ問題 (学科)
次にマルバツ問題です。
正確には、正しい文章なら1、誤った文章なら2にチェックするといった具合です。
以下のような問題が出題されました。
・浸漬では次回も同じ味を作ろうとすると、同じ味の再現性が難しい。
・モカポットは多少圧力の大きい1.5気圧程度で、瞬間的強制的に抽出する。
・水出しコーヒーは長時間かけて抽出することから粉を粗挽きにして抽出した方が良い。
・病気に強いのはカネフォラ種である。
・自家受粉できるのはアラビカ種である。
・非水洗式で豆を乾燥させるのに、天日干しの他に機械を使って干すこともある。
・ベトナムでは格付けの際、スクリーンサイズでS-15の小さい豆だった場合、欠点数に関係なくグレード1になることはない。
・中煎りと深煎りのコーヒー豆のカフェイン量はほぼ同じだ。
・生豆の状態でミックスして焙煎することをアフターミックスと言う。
・焙煎後もコーヒー豆の水分量は変わらない
・「炭焼きコーヒー」と表記するには、炭を熱源としたコーヒーが30%以上入っている必要がある。
・コーヒー豆の保存について、品質をなるべく維持するにはガスバリア性の高い包装である事が好ましいが、それも開封後までである。
・コーヒー10g、150ccのお湯とコーヒー20g、300ccのお湯で淹れたコーヒーは同じ味になる。
・モカマタリはイエメンで生産されたアラビカ種コーヒー豆をいう。
・PET入りコーヒーの場合、レトルト殺菌を行う。
・スプレードライは粒度が粗い。
・リキッドコーヒーで生豆の使用量2.5%以上5%未満のものを「コーヒー入り清涼飲料」という。
・アルカリ性の水でコーヒーを淹れるとコーヒーの酸味が強くなる。
2択問題 (学科)
最後に2択問題です。
文章の中で、[ ]内の正しい語句を選択します。
・ブラジルのコーヒー豆の収穫は[4月〜9月・11月〜2月]までの間である。
・ベトナムはカネフォラ種の生産量が世界[1位・2位]である。
・穴の大きさの異なるふるいを組み合わせて大きさを分けることを[スクリーン選別・比重選別]という。
・大農園と小規模農園とでは大農園の方が[味に風味がある・品質を保ちやすい]
・ブルーマウンテンは[ブルーマウンテン山・ブルーマウンテン地区]にて生産されたアラビカ種コーヒー豆をいう。
・キリマンジャロはタンザニアで生産されたアラビカ種コーヒー豆をいう。ただし、[タケゴン地区・ブコバ地区]でとれるアラビカ種コーヒー豆は含まない。
マルバツ問題、2択問題共に、他にも問題が出題されましたが忘れてしまいました!すいません!
問題はコーヒー検定教本の2級編をしっかり読み込んでおけば、どれも分かる内容だと思います。
何度も熟読してコーヒーの知識の理解を深めておきましょう。
おわりに
以上、コーヒーインストラクター検定 2級の試験問題と対策について説明しました。
ポイント
・カップテストは1問10点。味の特徴をしっかり覚えて間違わないようにする。
・コーヒー豆の生産国の位置と格付け方法を覚える。生産国の正確な国の位置、国の形まで覚えておいた方が良い。
・マルバツ、2択問題はコーヒー検定教本の2級編をしっかり読み込んでおけば、どれも分かる内容。
コーヒーインストラクター検定の試験は基本2択問題なので、簡単な試験の部類に入るかと思います。
2級は合格率も90%以上と非常に高いです。
しかし、だからと言って油断すると落ちる可能性も十分にあります。
決して油断することなく勉強して試験に挑みましょう!
問題集を作ってくれているサイトがあるので紹介しておきます。
問題がランダムで出題されるので、試験対策に利用させてもらいました。
おしまい
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