3年前に購入したお気に入りのブーツがあります。
それがこちら!アメカジの定番!
レッド・ウィング(RED WING)のアイアンレンジ(Iron Ranger) NO.8111
レッド・ウィングの中でも人気のワークブーツです。
レッドウィング アイアンレンジのサイズ感は?サイズ選びのポイント!の巻
アイアンレンジ(別名アイアンレンジャー)は、レッド・ウィング本社のあるアメリカ・ミネソタ州の北部にある鉄鉱石の鉱山地域の名称です。
そこで働いている人たちの足先を守る為に、爪先の補強にレザーが二重で使われていたブーツを現代版にリファインされて作られたのがアイアンレンジです。
鉄鉱石で働く人たちのブーツということは、まさにワークブーツの中のワークブーツと言っても良いでしょう。
そんな、アイアンレンジを履き始めて約3年が経過し、それなりにエイジングも進み良い感じに育ってきました。
なので、アイアンレンジを3年履いたエイジング具合と履いていて良かったところや悪かったところの使用レビューをしていきたいと思います。
アイアンレンジの経年変化に興味のある方や購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
目次
アメカジの定番!レッドウィング、アイアンレンジのエイジングと使用レビュー
アイアンレンジのエイジング
まずは正面から!
サイド!
バック!
全体的に履きジワができていますね。
トゥ右足。
先端の傷もワークブーツらしくてカッコ良い!
トゥ左足。
黒く汚れています。
汚れもワークブーツなら許せてしまいます。
中央のボコッとヘコんだ履きジワのくたびれた感じで好きです。
ブーツのタン部分は靴紐で付いたシワと汚れがあります。
箱から出したばかりの新品状態。
今のブーツと違ってトゥ部分に傷や汚れもなく綺麗です。
履きジワも全くありません。
だから、僕なんかはまだまだ若造だよ
アイアンレンジの良かったところ
どんなコーデ(パンツ)にも合わせやすい
アイアンレンジはどんなコーデ(パンツ)にも合わせやすいです。
例えば、定番のデニムとアイアンレンジ。
労働者のパンツに労働者のブーツ、これは鉄板のスタイルですね。
他にも、黒スキニーにも合います。
シュッとしていてカッコ良い。
僕が気に入っているスタイルが、スラックスとアイアンレンジです。
特に、ユニクロのEZYアンクルパンツは、アンクル丈なので足首が僅かに出て、細身の綺麗なシルエットになるのでおすすめです♪
そして、もう一つコーデで相性の良いアイテムがあるので紹介させて下さい。
それがこちら!フィルソン(FILSON)のボストンバッグ(ダッフルバッグスモール)です!
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フィルソンは、レッド・ウィングとほぼ同年代に誕生したブランドで100年以上の歴史があります。
しかも、どちらもアメリカで創業されたブランド、相性が合わないわけがありません。
フィルソンのボストンバッグをかついで、レッド・ウィングのアイアンレンジを履けば、もうそれは旅人です。
何処へでも行けそうな、そんな気持ちにさせてくれます。
身長が盛れる
アイアンレンジはヒールがある分、身長が少し盛れます。
2、3㎝は盛れているんじゃないかと思います。
僕は160cm代と低身長なので、身長が盛れるのは有り難い限りです。
一生履ける
レッド・ウィングのほとんどのブーツは、グッドイヤーウェルト式という製法で作られています。
その為、ソールが減ってきてもレッド・ウィング直営店や、取り扱い店に持って行くと修理してくれます。
アイアンレンジもグッドイヤーウェルト式で作られているので、ソールを直して一生履き続けることができます。
他にも、様々な修理に対応しているので、何かあっても安心です。
ただ、なるべくソール交換はしたくないですよね。
レッド・ウィング直営店でソール交換となると13,000円〜と費用もそれなりにかかります。
そこでおすすめなのが、シューグー(Shoe Goo)という靴補修剤です。
僕はソールかかと部分にシューグーを塗っています。
本来は、ソールがすり減ってきたら補強用に使うものですが、すり減っていない新品状態から塗っておくとソールの減りをだいぶ防ぐことができます。
シューグーがすり減ってくると注ぎ足しする必要はありますが、3年履いていてもこの通りソールの減りはほとんどありません。
あのルパン三世も履いている!?
2015年〜2016年に放送されていたルパン三世 TV第4シリーズ
その中で、ルパンが履いているブーツのデザインがアイアンレンジとそっくりです。
Lupin The 3rd Part Iv: Italian Adventure [Blu-ray]
冒頭1秒〜、ルパンが靴紐を結ぶシーン、トゥ部分のレザーが二重になっていてアイアンレンジのデザインと似ていますよね。
ただ、ルパンはイタリアのブランド物を身に着けているイメージがあるので、アメリカのワークブーツを履くか疑問ではあります。
でも、アイアンレンジのデザインをモチーフにしたんじゃないかなとも思ってしまいます。
どちらにしても、ルパンとそっくりなブーツを履いているだけで気分は上がります♪(ルパンファン)
【追記】
アイアンレンジはヨーロッパでも人気のモデルらしいです。
なので、ルパンのブーツのデザインは、アイアンレンジがモチーフになっている説もあながち間違いじゃないかもしれません。
アイアンレンジの悪かったところ
脱ぎ履きしにくい
ワークブーツ全般に言えるいことですが、アイアンレンジも脱ぎ履きはしにくいです。
特に、アイアンレンジは靴紐を通す上3ヶ所がフックタイプになっています。
なので、履く時は毎回靴紐をフックにかけていかなければなりません。
慣れれば少しは早く履き脱ぎできますが、それでもスニーカーと比べると少し面倒です。
少し重い
これも、スニーカと比べるとですが、アイアンレンジは少しだけ重いです。
材質がレザーであったり、ヒールがある分重くなっています。
ただ、ブーツとしては普通の重さなので、あくまでスニーカーと比べるとの話です。
靴紐をかけるフックの留め具とタン部分が当たる
靴紐をかけるフックの留め具とタン部分が当たってしまいます。
その為、タン部分にダメージがいきます。
僕は今のところそこまで大きなダメージはいっていませんが、ひどい場合はベロ部分に穴が空いてしまった人もいるみたいです。
対策として留め具部分にテープやフェルトを貼ると予防できるみたいです。
僕は、まー破れたら修理したら良いかなぐらいに思っていて特に対策はしていません。
気になる人は、ベロ部分にダメージがいかないよう気を付けましょう!
水に弱い
レザーの宿命といえば宿命ですが、水に弱いです。
雨の日の使用は気を付けた方が良いかもしれません。
ただ、僕は水に濡れることよりもその後のアフターケアが大事だと思っていて、仮に濡れてしまってもしっかり乾かしてクリームなどでケアしてあげれば問題ないと考えています。
僕は、レッド・ウィング推奨の純正クリームでケアしています。
防水効果もあるので水からも守ってくれます。
一番ダメなのが、濡らしてそのまま放置してレザーが痛みカビなどを繁殖させることです。
アフターケアさえしっかりすれば、たとえ水に濡れようと大丈夫だと思います。
年中履けない
アイアンレンジはハイカットで材質もレザーなので夏に履くのは厳しいです。
夏でも履こうと思えば履けますが、暑いし蒸れます。
なので、年中履くのは根性がいります。
できれば涼しい時期に履きたいブーツです。
おわりに
以上、レッド・ウィングのエイジングと3年履いた使用レビューでした。
総評、良いところも悪いところも含めてアイアンレンジはお気に入りのブーツです♪
ガシガシ履いてもっと味のあるブーツに育てたいものです。
秋に入り肌寒い日も増えてきました。
そろそろ、今年もアイアンレンジに活躍してもらおうかなと思います。
僕は毎年、履き始めのタイミングでアイアンレンジの手入れをします。
ということで、次回アイアンレンジのお手入れ方法を紹介していきたいと思います!
つづく