家の水道水を浄水して、飲料水に変えてくれるBRITA(ブリタ)のポット型浄水器。
出典: BRITA
興味はあるけれど、
「種類・サイズ選びがわからない」
「使い方は?」
「本当に水がおいしくなるの?」
と、わからないこともあって購入を迷われている人もおられるのではないでしょうか。
そこで、ブリタデビューしたい人に、
・ブリタとは?
・ポット型浄水器のサイズ選び
・使い方
・ミネラルウォーターと味比較
・ブリタを使っていて良かったところ悪かったところ(メリット・デメリット)
などブリタの内容について網羅的にまとめました。
この記事を読めば、ブリタについて、ある程度の理解を深めることができます。
「ブリタを始めてみたい!」って人は参考にしていただければ幸いです♪
目次
ブリタの始め方
ブリタとは
ブリタはドイツの浄水器メーカーです。
1966年の設立以降、世界60ヶ国以上で愛用されている歴史と信頼、実績のある会社です。
浄水フィルターで安心・安全のすっきりしたおいしいお水に
ブリタ専用のカートリッジを容器に装着して、家の水道水を入れると、塩素や鉛などの15項目除去に加え・除草剤、農薬、医薬品など特定微量不純物が低減され、おいしい水へ変えてくれます。
出典: BRITA
除去物質
<JIS S 3201試験結果>
遊離残留塩素、溶解性鉛、総トリハロメタン、2-MIB(かび臭)、CAT、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム、ジェオスミン、フェノール類、ベンゼン、シスー1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン
費用も、カートリッジ1個で水150Lをろ過してくれて、1Lあたり約9円と経済的です。
出典: Amazon
製品一覧
出典: BRITA
ブリタの製品ラインナップは、ポット型浄水器・ボトル型浄水器・カラフェ型浄水器の3タイプがあります。
[ポット型浄水器]
出典: Amazon
[ボトル型浄水器]
出典: Amazon
[カラフェ型浄水器]
出典: Amazon
用途に合わせて、使い分けられるのはありがたいですね。
今回は、中でも人気の「ポット型浄水器」 について紹介していきます。
ブリタ ポット型浄水器 サイズ・モデル選び
ブリタで現在販売されているポット型浄水器は、6種類あります。
左が最小サイズ、右に行くにつれてサイズは大きくなっていきます。
モデル名 | ファン | リクエリ | マレーラ | スタイル | アルーナXL | フロー |
全容量 | 1.5L | 2.2L | 2.4L | 2.4L | 3.5L | 8.2L |
浄水部容量 | 1.0L | 1.1L | 1.4L | 1.4L | 2.0L | 5.2L |
お知らせ機能 | 液晶メモ | 液晶メモ | 液晶メモ | スマートライト | 液晶メモ | 液晶メモ |
本体サイズ | 幅173㎜ 奥行91㎜ 高さ245㎜ | 幅202㎜ 奥行110㎜ 高さ284㎜ | 幅258㎜ 奥行105㎜ 高さ258㎜ | 幅241㎜ 奥行105㎜ 高さ274㎜ | 幅245㎜ 奥行145㎜ 高さ254㎜ | 幅307㎜ 奥行217㎜ 高さ224㎜ |
重量 | 350g | 470g | 527g | 596g | 602g | 1294g |
この中で、冷蔵庫のドアポケットに入るサイズは、ファン〜スタイルまでとなります。
アルーナXL・フローは冷蔵庫のドアポケットに入らないので、ドアポケットに入れて使いたい方は注意して下さい。
おすすめのサイズ・モデルは?
ポット型浄水器6種類の中からおすすめのサイズ・モデルを2つ紹介します。
アルーナXL
おすすめのサイズ・モデル、1つ目は「アルーナXL」です。
全容量 | 3.5L |
浄水部容量 | 2.0L |
お知らせ機能 | 液晶メモ |
本体サイズ | 幅245㎜ 奥行145㎜ 高さ254㎜ |
重量 | 602g |
全容量3.5Lとポット型浄水器の中で最も大容量です。(タンク型フローを除いて)
全容量が多いので、大量に水を消費する人に重宝するモデルです。
浄水部容量も2.0Lあるので、一度に多くの水道水を浄水することができます。
僕が使っているのもこのモデルになります。
全容量が多い分、本体重量が602gとやや重めになります。
水が入るとそれなりの重量になるので、持ち運びを頻繁にする人は少々ストレスに感じるかもしれません。
また、奥行も145㎜あるので冷蔵庫のドアポケットには入らないので注意が必要です。
僕は冷蔵庫一番下の野菜室に入れています。
それを差し引いても、やはり大容量であることは魅力的です。
マレーラ
おすすめのサイズ・モデル、2つ目は「マレーラ」です。
全容量 | 2.4L |
浄水部容量 | 1.4L |
お知らせ機能 | 液晶メモ |
本体サイズ | 幅258㎜ 奥行105㎜ 高さ258㎜ |
重量 | 527g |
マレーラは、冷蔵庫のドアポケットに入るポット型浄水器の中で、全容量が最も大きいサイズになります。
冷蔵庫のドアポケットにしっかり収まります。
出典: https://www.forest.co.jp/Forestway/gi/192352/
1つ目で紹介した「アルーナXL」より容量は劣りますが、それでも全容量2.4Lと十分な量です。
なにより冷蔵庫のドアポケットに入るのは、使い勝手が良いです。
冷蔵庫のドアポケットに入って容量もそれなりに欲しい人におすすめのモデルです。
ポット型浄水器 レビュー
ポット型浄水器 使い方
ここからは、ポット型浄水器を初めて使うときの準備をしていきます。
各パーツの確認
まずは、各パーツがあることを確認してください。
箱には、ポットと浄水器のカートリッジと説明書が入っています。
パーツを洗う
カートリッジ以外のパーツを食器用洗剤で綺麗に洗います。
カートリッジの気泡を取り除く
ポットに水を入れて、カートリッジを水の中でよく振って、気泡を軽く取り除きます。
水受け部にカートリッジを差し込む
ポット水を捨てて、水受け部にカートリッジをしっかりと差し込みます。
水をろ過する
ポットに水道水を入れます。
ろ過された最初の2杯分は飲まずに捨てます。
3杯目から飲料水として利用できます。
ちなみに、ポットの中の水の賞味期限は1日です。
賞味期限を越えてしまったお水は、捨てるのではなく植物にあげるなど有効活用したいところですね。
液晶メモを設定する
カートリッジの交換時期を教えてくれる液晶メモの設定をします。
スタートボタン長押しで電源が付きます。
目盛りが表示され点滅したらセット完了です。
1週間ごとに目盛りが1つ消えます。
4週間経つと全ての目盛りが消え、カートリッジの交換時期になります。(1日5.3L使用の場合)
しばらく使わない時は、カートリッジを外して涼しいところで保管
旅行などでしばらく使わない時は、カートリッジを一度外し、浄水器内の水をすべて捨て、ポット内を洗浄し、カートリッジを水受け部に軽くセットして、涼しいところで保管してください。
気になる味は?
さて、ブリタ専用カートリッジで浄水された水の味はどうでしょうか?
実際に試飲した味の感想は、
水道水のカルキ臭が消えて、透き通ったクリアな味わいになりました。
浄水効果は大アリで、飲料水として普通に飲めます。おいしい!
他に、コーヒーをブリタの水で淹れてみましたが、透き通ったクリアな味わいに変わり、その分コーヒーの味がより引き立たされました。
ブリタの水で、飲料水やコーヒー、料理の味がワンランク上がった気がします。
ミネラルウォーターと味比較
ブリタの水がおいしいことはわかりました。
ここで気になるのが、ブリタの水とミネラルウォーターで味に違いがあるのかということです。
「水道水」・「ブリタの水」・「ミネラルウォーター」(サントリー 南アルプスの天然水)を飲み比べて味比較をすることにしました。
[左 水道水 真ん中 ブリタの水 右 ミネラルウォーター「サントリー 南アルプスの天然水」]
それぞれの水を飲み比べた感想です。
[水道水]
水道水は、カルキ臭くて飲めたものではありませんでした。
口当たりも悪く重い感じで、とにかくまずい!
[ブリタの水]
ブリタの水は、カルキ臭が完全に消えてスッキリとした味わいでおいしいです。
[ミネラルウォーター(サントリー 南アルプスの天然水)]
臭みもなくスッキリとした爽やかな口当たりでおいしいです。さすがミネラルウォーター。
ブリタの水との比較ですが、
ほとんど違いがわかりませんでした。
しかし、口に入れた瞬間広がる清涼感が、南アルプスの天然水の方が上のような気がします。
とはいえ、清涼感に僅かな違いはあれど、南アルプスの天然水とブリタの水に、味の違いはなく、どちらもスッキリとした味わいでした。
南アルプスの天然水が美味しいのもちろんですが、ブリタの水も負けず劣らずおいしい水でした。
ブリタを使っていて良かったところ [メリット]
ブリタを2年間使っていて良かったところや悪かったところをレビューしていきます。
まずは良かったところです。
費用を抑えておいしい水が飲める
出典: BRITA
ブリタを使っていて良かったところは、やはり費用を抑えておいしい水が飲めるということでしょう。
おいしい水が、1Lあたり約9円で飲めるので非常に経済的です。
ミネラルウォーターを購入すると1Lあたり50円前後はするので、費用を5分の1に抑えられます。
環境にやさしい
出典: BRITA
マクストラプラス1個で2Lペットボトル75本分のゴミを削減できるので、環境にやさしいです。
「サステナブル」がささやかれる昨今、 ペットボトルのゴミを増やさない取り組みは良いことだと思います。
ゴミの量が減らせるので、ゴミ出しも楽になります。
ブリタを使っていて悪かったところ [デメリット]
続いて、ブリタを使っていて悪かったところを紹介します。
毎回水道水をろ過する必要がある
ブリタの水を飲むには、ポット型浄水器に水道水を入れて、ろ過する必要があります。
毎回、水道水をろ過する必要があるので、手間といえば手間です。
ペットボトルのミネラルウォーターやウォーターサーバーは、ろ過する必要もなく、すぐ飲めるのでその点は優れています。
慣れてしまえばそこまで気になりませんが、面倒くさがり屋には向いていないかもしれません。
液晶メモがわかりにくい
カートリッジの交換時期を教えてくれる「液晶メモ」ですが、非常にわかりにくい仕様となっています。
公式では150Lの水をろ過をしたらカートリッジを交換するようにアナウンスされています。
1日5.3L使った場合で4週間後に交換するよう指示されており、「液晶メモ」もそれに合わせて目盛りが消えるよう設定されています。
ところが、液晶の目盛りは使用量に関係なく、1週間に1つずつ目盛りが減っていく「時間の経過で目盛りが減る仕様」になっているので、150Lろ過していなくても4週間経つと目盛りが全て消えるようになっています。
なので、毎日5.3L使わない人は液晶の目盛りはアテにならず、自分で使用量を把握しつつ、交換のタイミングを自身で判断しなければなりません。
自分で使用量を把握するのが難しい人は、ポット型浄水器「スタイル」を選ぶのもひとつの手です。
「スタイル」は、ブリタのポット型浄水器で唯一「スマートライト」が搭載されています。
「スマートライト」は、時間だけでなく使用量もセンサーが計測して交換時期を教えてくれます。
なので、カートリッジの交換時期が「液晶メモ」より正確です。
カートリッジの交換時期は、自分でメモをとって使用量を把握するか、「スマートライト」が搭載された「スタイル」を使うなど工夫が必要です。
おわりに
以上、ブリタについて色々と解説してきました。
今回の内容は、こちらの記事をまとめたものになりますので、こちらも参考にしていただければと思います。
関連記事
おしまい
[ブリタ専用 カートリッジ]
[ポット型浄水器の中で最も大容量]
[冷蔵庫のドアポケットに入るポット型浄水器の中で最も大容量]
[ポット型浄水器で唯一「スマートライト」が搭載されたモデル]